中東・北アフリカ:ガザ:戦闘激化 死者1156人、1日で100人以上:チリとペルー、大使を召還 | 端事些事のブログ

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中東・北アフリカ:ガザ:戦闘激化 死者1156人、1日で100人以上:チリとペルー、駐イスラエル大使を召還。ブラジルとエクアドルも
イスラエル、最大規模の攻撃 ガザ戦闘死者1156人に(2014年7月30日00時47分 朝日)
 イスラエル軍は29日、ガザ全域に対し、これまでで最大規模の攻撃を実施した。陸海空からの砲撃で、民間人が大勢犠牲になっている模様だ。ハマスもロケット弾によるイスラエルへの攻撃を強化している。

 戦闘は28日午後に激化した。ガザ中心部の公園で爆発があり、子ども9人を含む10人が死亡。基幹病院にも着弾した。ハマスはイスラエル軍の空爆だと非難しているが、同軍はガザの武装勢力が発射したロケット弾が落下したとしている。

 イスラエル軍は同日夜から、四つのモスクを含む「70のテロ施設を攻撃した」と発表。ガザで唯一稼働中の発電所も砲撃し、燃料タンクが爆発した。

 ガザ保健省によると、29日夕までの24時間で120人が死亡。8日の戦闘開始からの死者数は1156人に達し、けが人は6500人を超えた。イスラエル軍が前夜、住民数十万人に空爆予告を出したため、国連の避難所はパンク状態になっている。



ガザ戦闘激化 1日で100人以上死亡(7月30日 5時55分 NHK)
パレスチナ暫定自治区のガザ地区では、イスラエル軍による攻撃で29日だけで100人以上が死亡したほか、攻撃から逃れて避難生活を余儀なくされる人も20万人を超えるなど、事態が一層深刻化しています。

ガザ地区では、イスラエル軍が28日夜から再び攻撃を本格化させていて、イスラム原理主義組織ハマスとの戦闘が激化し、ガザの保健当局によりますと、29日だけで100人以上が死亡したということです。
また、東部や南部で、多くの住宅が砲撃などで破壊され、避難を余儀なくされる住民もさらに増え、国連は29日、避難民の数が20万人を超えたと発表しました。
さらに、ガザ地区にある唯一の発電所がイスラエル軍による砲撃を受けたため、ガザ地区のほぼ全域で停電するなど、市民生活への影響がさらに拡大しています。
こうしたなか、アメリカやエジプトなどが仲介して停戦を模索する動きが続いていますが、ハマスは、イスラエルが停戦の約束を守ることが国際的に確約されなければならないなどとして、これまでのところ停戦の見通しは立っていません。
イスラエル軍による3週間にわたる軍事作戦で、ガザ地区ではこれまでに1175人が死亡したほか、けが人の数も7000人近くに上り、事態が一層深刻化しています。



ガザ地区戦闘激化 死者1100人超(7月29日 18時15分 NHK)
パレスチナ暫定自治区のガザ地区では、イスラエル軍が28日夜から29日朝にかけて150か所を攻撃するなど戦闘が再び激しさを増しており、ガザ地区の死者は市民を中心に1100人を超えました。

ガザ地区ではイスラム教の祝日が始まった28日、いったん戦闘が収まりましたが、夜になって再び激しくなり、イスラエル軍は、29日の朝にかけておよそ150か所を攻撃したと発表しました。
地元メディアによりますと、イスラム原理主義組織ハマスの有力な幹部であるハニーヤ氏の自宅も空爆を受けたということですが、ハニーヤ氏は不在で、けがはなかったということです。
しかし、南部ラファなどでは多くの住宅が全壊するなど大きな被害が出ており、ガザの保健当局によりますと、一連の戦闘が始まってからのガザ地区の死者は、市民を中心に1120人を超えたということです。
また多くの人たちが、破壊された建物のがれきの下敷きになっており、死者はさらに増える見通しだということです。
ガザ地区にいるNHKのスタッフによりますと、イスラエル軍による攻撃は29日午前も続いており、ガザ地区北部の方向から爆発音が聞こえているということです。
一方、イスラエル軍によりますと、28日夜、ガザ地区との境界線に近いイスラエル側で、地下のトンネルを使ったハマスによる攻撃でイスラエル軍の兵士5人が死亡し、イスラエル軍の死者は53人になりました。



チリとペルー、大使召還=イスラエルのガザ攻撃で(2014/07/30-07:34 時事)
 【エルサレム時事】イスラエルのパレスチナ自治区ガザでの軍事作戦が、イスラエルと中南米の関係にも影を落としている。イスラエルのメディアによると、南米のチリとペルーは29日、イスラエルのガザ攻撃への抗議として、それぞれ駐イスラエル大使を召還することを決めた既にブラジルとエクアドルも大使を召還しており、同様の動きが広がる可能性がある。