中東・北アフリカ:シリア:トルコ軍機撃墜、トルコ側主張に米が疑問符 | 端事些事のブログ

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中東・北アフリカ:シリア:トルコ軍機撃墜、トルコ側主張に米が疑問符


トルコ軍機撃墜、トルコ側主張に米が疑問符(2012年 6月 30日 16:42 JST WSJ 日本語)

 22日にトルコ軍戦闘機がシリア軍に撃墜された問題で米当局者は、米側の情報から判断して、トルコ軍機はシリア領空に入った際、シリア沿岸の対空砲によっ て撃墜された可能性が高いとの認識を示しているこれはシリア側の説明に符合、トルコ側の主張とは対立するものになる
 
 自国の戦闘機が撃墜されたことを受け、シリアとの国境地帯に装甲部隊を配備したトルコ政府は、機体の残骸はシリア領海に落ちたものの、公海上空で警告なしで撃墜されたとの主張を変えていない

 シリア政府は、約2400メートルの距離から対空砲でトルコ軍機を撃墜したとしている。
 
 米国防総省の高官は「トルコ軍機が(トルコ側の主張のように)地対空ミサイルで撃墜されたとの兆候は見当たらない」と述べた。米側当局者らは情報源を明らかにしていない。ただ、同高官はこの事件について依然不透明な部分が多いとしている。

 トルコ政府当局者は、米側の疑問については認識していないとした上で、トルコ軍機は国際空域でミサイルによって撃墜されたとの政府見解を改めて示した。