時を待って、鯨波(トキ)をあげる | CLUB/150 ~ club one hundred fifty ~

CLUB/150 ~ club one hundred fifty ~

“Around40”を超えると人生の後半戦なんて常識に、ふと ? と思って、このブログを始めました。
CLUB/150 =“人生150年と思えば40はなんてスタートライン”という、発想の転換を提案しつつ、
自分でも実践してここに綴ってます。一生"挑戦”でしょ。


仕事というテーマを追加しました。

仕事に関する話題が、

いまのワタシに占めるウェイトが

あがってきたからです。


ここでいう 仕事 とは、

いまの会社でやっている仕事を指します。


先日のブログにも書きましたが

会社のステージが、ようやくEコマースという

事業に注力できるステージになってきました。



世の中的には、Eコマースというチャネルが

今後伸びることは明白で、またその明白さを

12年前に確信したので、ワタシ自身この仕事に

注力してきたという経緯があります。


しかし、現在の会社やブランドのステージが

その時代の潮流を先端で切り開く余力がなく

待たざる得ないという状況が続いていました。


ややもすると、会社がメクラのように見えて

何で、そこにEコマースに向かわないのか

理解できない時もありました。


また。なんて保守的で、変化に疎い業界なのだろう

アパレル業界自体を呪った時期もありました。



いまになって、あらためて考えると、

次代の潮流の先端を進むのがビジネスなのでなく

会社、事業のステージに合わせて潮流を掴んでいく

ということが、事業なのだなということを理解しました。

(理解しつつあるという程度が正しいかな。)



5年前まで、SCE(ソニー・コンピュータエンタテインメント)という

会社で、プレイステーションという当時時代の先端を走る

仕事をしていたために、反対に見えていなかったことが

少しだけ見えました。


「機が熟すまで待つ」「Time is now」。

戦には 時 があるということを

経営者は見ているのでしょう。



時を待ち、鯨波(トキ)をあげる。



勝負とは、そして商売とは、ここの見極めなのですね。


まだ、まだ、ワタシが経験もしたこともない、

大切なことが、世の中にはたくさんあります。



少なくくとも、それに気づく感覚と、学ぶ姿勢は、

持ち続けて行きたいです。