悩む力を読んで | CLUB/150 ~ club one hundred fifty ~

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“Around40”を超えると人生の後半戦なんて常識に、ふと ? と思って、このブログを始めました。
CLUB/150 =“人生150年と思えば40はなんてスタートライン”という、発想の転換を提案しつつ、
自分でも実践してここに綴ってます。一生"挑戦”でしょ。



ある友人が、フェイスブックでこの本を

リコメンドしているのをみて読んでみました。





悩む力 

姜尚中氏の著書になります。



著者自身の経験をもとに、

悩むことこそが、人生を開く力の根源である

というメッセージを、夏目漱石やマックスウェーバー

の著書の引用して説いている本です。


タイトルから受ける印象ほどヘビーな内容でなく

悩むということで、主観的に自分を突き詰めながらも

最後は「横着する」悩みを突き抜けた時の

著者の境地を紹介して結びとなっています。



さて、ボクにとっては内容はもちろん興味深いのですが、

最近スキル本に読むことに傾注していたせいか、

ノウハウでなく、自分の意思をつづる文章は、

全く違うことに感動を覚えました。



人にテクニックを教えよう、という著作物と

自らの感ずる意思を伝えよう、という着作物とで

地球と石ころほどまでに深みが違うのか。



決して 石ころ が悪いと

言っているわけではありません。

石ころには、その手軽さがむしろ良さである

という側面があります。



ただ、本書との出会いは、

人に響くということはどういうことか、

ということを考えるきっかけになりました。