資本主義以後の世界 を読む | CLUB/150 ~ club one hundred fifty ~

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“Around40”を超えると人生の後半戦なんて常識に、ふと ? と思って、このブログを始めました。
CLUB/150 =“人生150年と思えば40はなんてスタートライン”という、発想の転換を提案しつつ、
自分でも実践してここに綴ってます。一生"挑戦”でしょ。



きょうから、

中谷巌さんの書いた 資本主義以降の世界 と

いう 本 を読み始めました。




↑またも、セガフレード北朝霞にて



まずは、お伝えするのは、

多読 は無事に続いているということ。

いままでは、ビジネスノウハウ本を

読んでおりましたが、

本日からは、ビジネス書と呼ばれるジャンルの

本にチャレンジです。



ボクの 多読ルール に沿って、

まず、読む目的を明確にして、

それから、本全体を俯瞰してしてから、

読み始めました。

ビジネス書とはいっても、少しだけ 学術書、研究書に

近いトーンも、持ち合わせている本ですので、

さすがに1~2時間で読破とはいかず

全八章のうちの二章まで おおよそ 100ページ を、

約1時間半かけて読みました。



目的は、まさにタイトル通りで

資本主義という現在の社会構造の矛盾や限界を

強くに感じる昨今、次の初回構造についてのヒントが

欲しくて読み始めました。



本書のよいところは

資本主義について、経済学という視点ではなく

資本主義を育成してきた西洋的価値観や、歴史、宗教観

人の本性による無意識的な行動のようなこと にまで、

切り込んで資本主義の発展と矛盾の発生について

述べているところです。



教科書的な、産業革命による資本主義の発展という

説明をと同時に

植民政策をすすめる帝国主義の経済的側面として資本主義、

一神教的宗教観につながる、強者総取りの

正当化する資本主義原理思想など、

幅広い論点が楽しめます。




さらに、よいところは

前述のとおり、様々な視点から資本主義の生い立ちから、

成熟、衰退までをかいているので、読み手の視野が

広がることと、また常識を疑う視点が培われるところです。


歴史的背景を深掘りすると、

資本主義の誕生は、産業の発展による

経済活動の活性化 という きれいなお話し

だけではすみません。


いままでインプットしてきた 教科書的常識 を疑い、

自分の目で、起きている現象を見つめ直し、

自分で結論を見いだしていく、

という 行動 へと誘ってくれる本です。




さて、

まだ二章までしか読んでいないの

きょうは、このくらいにさせていただきます。



三章以降は、資本主義の現状や未来への考察へと

お話が発展していきます。



またどんな気付きがあるのか楽しみです。

それについては、また後日お話をさせていただきます。




ちなみに、

この本は延べ時間で6時間程度

明日以降三日で読み終える予定です。




きょうも、

最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。