これは、昨夜の晩酌メニューでございみす。これから旬を迎えるホタルイカの酢味噌合えと、サンマの刺身です。サンマは新鮮なものでないとお刺身には出来ませんからね♪。

そして、一昨日の節分の日の晩酌です。出世魚であるフクラギ（福来魚＝ハマチ）とイカ納豆、イワシの梅干し煮で飲みました。

なぜイワシを食べたかというと、「節分イワシ」と言って、イワシの頭を門口に刺して邪気を払うことに由来しており、主に西日本でイワシを食べる習慣があるのです。

焼いた「鰯（いわし）」の頭を柊（ひいらぎ）に刺して戸口などに下げて邪気を払い、イワシを焼くときのもうもうとした煙でイワシ臭くなった家には鬼も寄りつかなくなるのです。だから、恵方巻きじゃなく、イワシを食べないとね…。

そいで、晩酌のおかずのイカ納豆のように納豆料理も大好きなんですが、基本的に納豆は朝食ではなく、つまみとして食べます。

納豆と黄卵と葱をかき混ぜて醤油注いで食べたり、画像のように冷奴の上にのせて食べても美味しいですよね。これって、原料が一緒だから、親子豆腐ですね。

先日、ヨネスケの「突撃！隣の晩ごはん」で、神奈川県三浦市三崎の漁師さん宅の晩ご飯を紹介してたんですが、漁師のオヤジさんが冷奴の上に獲れたてのアジのたたきをのっけて飲んでいるのを見て、思わずのどが鳴りました。ゴクン！。

当家では、たまに、女房の機嫌がいい時に、このように冷奴の上に雲丹（うに）をのせて供されるんですよね。これだけは、やはりワサビ醤油で食べないとね。

で、冷奴は安くて手軽で栄養価の高いつまみであり、健康食品ですが、薬味は一般的に生姜ですよね。

ですが、石川県では辛子で食べるのです。

これは茶碗豆腐という能登発祥のちゃわんの形をした豆腐なんですが、中にも練り辛子が入っているんですよ。

母と盆のチョウハイ（朝拝＝金沢弁で嫁の里帰りのこと）の際、口能登の母の実家で祖母が、鍋を持たされて豆腐屋さんへこの茶碗豆腐を買って来いと、よくお使いにやらされました。

私にとって茶碗豆腐は、懐かしい能登の味であり、夏の風物詩でもあります。でも最近は金沢のスーパーでも売られるようになりました。

そして、晩酌のあとは、ねこまんまです。残飯に熱したワカメの味噌汁をぶっかけて、海苔と漬物をのせただけですが…。

ねこまんまって、お行儀が悪いけど、おいしいですよね♪。

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冷奴に辛子？