ノンシリコンシャンプー | なごみのブログ

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今日、なんとなくYahooニュースを見てるとこんな記事があった。


お店でもここ数年良くお客様から聞かれるノンシリコンシャンプーについて。


聞かれたことのある方には説明したこともありますが、なぜかノンシリコンはよくて、


シリコンはダメ!みたいになっている。というかそう思わされている??


そもそもシリコンは指通りを良くするためシャンプーに入っているのですが、


最近週刊誌、テレビでもノンシリコンといい特集されている。


毛穴が詰まる、パーマカラーができない、など原因はシリコンだ!って。


だからノンシリコンシャンプーはいいのだ!みたいな。


しかし、ふたを開けてみると、ノンシリコンと言いつつその代わりになる成分が入っていたり


トリートメントのほうに入っていたり・・・


だからあれは流行をつくり、物流を良くするための話題性なのかもって。


大事なのは、そのシャンプーが高ろうか、安かろうか自分に合ったシャンプーを選ぶのが


いいですよって。


で、話しは戻りますが、問題のニュースがこの文です。


「シリコンは髪に悪い」説はデマ!衝撃の事実が明らかに

2012/9/11 20:07

最近、ノンシリコンシャンプーが人気になっていますよね。みなさんの中にも、トライされた方がいらっしゃると思います。

「シリコンは髪に悪い」「シリコンは毛穴をふさいでしまう」「シリコンのせいでパーマがかかりにくくなる」……そう思って購入された方もいるのではないでしょうか。

今回は、本当にシリコンは髪・頭皮ケアにとってよくないものなのか、本当に髪によいシャンプーはどんなものなのかをお伝えしたいと思います。


■シリコンは毛穴をふさがないという実験結果が!
多くのノンシリコンシャンプー愛用者の方が、「シリコンは毛穴を防いでしまう」と思っているようです。これまで一般に発売されているシャンプーの多くが、シリコンが入ったものです。

そこで、大手日用品メーカーの花王では、シリコンが毛穴をふさぐか、シリコンでパーマがかかりにくくなるのか、実験を行ったそうです。

まずは毛穴の問題。花王の実験によると、なんと!シリコンで毛穴をふさぐということは、やろうと思ってもできないことだったのです。

シリコンは、水で流すと水滴になる特性があるため、膜を作らないのだそうです。心配されてきた、シリコンで毛穴が詰まってしまう問題は「ありえないこと」だというのは驚きですよね。

パーマの問題についても、発売されているシャンプーに含まれる程度の量であれば、影響がないことがわかったそうです。

さらに、ノンシリコンとうたっていないものでも、シリコンが入っていないものがあるとのこと。花王から発売されている『メリット』や『サクセス』が、ノンシリコンというのはご存知でしたか?


■シリコンとは何なのか
シリコンが、悪いものではないことはわかりました。では、シリコンは何のために入っているのでしょうか。

それは、洗いあがりのきしみ感をなくし、指どおりをよくするためです。ノンシリコンシャンプー愛用の方でも見落としがちなのが、同じブランドでもシャンプーはノンシリコンなのに、トリートメントにはシリコンが入っているものが多いということ!

きしまず、からみにくい髪にするには、やはりシリコンが入っていた方がよいようです。


■シリコン入りとノンシリコン、どちらを選ぶべき? 
シリコン入りか、ノンシリコンか、どちらがよいかというと……その答えは、どちらともいえないのです。

ノンシリコンは、柔らかな髪になれたり、髪や地肌にやさしい成分が使われているものが多いです。しかし、シリコンが入っていないと、風が吹いた時に絡まってしまったり、寝ている間にこすれてダメージの原因になってしまいます。

一方、シリコンが入っていれば、こすれや絡みによるダメージが防げますが、シリコンによる指ざわりで満足してしまう可能性があります。本当に髪が補修されているのか、栄養が与えられているのか、よく分からなくなってしまいます。

つまり、髪によい成分は少ないのに、シリコンによる使用感で髪質がよくなった気になってしまう場合があるということです。シリコン入りでもノンシリコンでも、髪によい成分が十分入っているか、確認してみましょう。

成分表示は、含まれている質量が多い順番に書かれています。美髪によい成分が、上位に書かれているか見てみましょう。少量で効果がある成分もあるので、一概に美髪のための成分が表示成分の上位に書いてあればよいともいえませんが、ひとつの参考になります。


■シリコンよりも重要なポイント
髪の内部を保護しているキューティクルは、洗浄力の強いシャンプーを使い続けることで、抵抗力が弱くなってしまいます。

キューティクルの抵抗力がなくなれば、内部を守れず、美髪を保てなくなってしまうのです。

洗浄力が強いシャンプーは、おもに硫酸系の洗浄成分をつかっているものです。成分表示に“硫酸”がつくものがあれば、洗浄力が強いと判断できます。

硫酸系の洗浄成分は、泡立ちがよく、安価であるという利点があるものの、油分や保湿因子を過度に洗い流してしまい、髪や頭皮の乾燥を招く恐れもあります。

しっかり汚れは落とし、洗浄力が強すぎないものに、アミノ酸系成分や植物由来の洗浄成分があります。こちらは髪や地肌にやさしいですが、泡立ちは硫酸系成分に劣ります。泡立ちがよくないと、髪や地肌にダメージを与えることがあるので、ネットを使ったり十分に泡立てて使う必要があります。


いかがでしたか? ノンシリコンか、シリコン入りかが重要ではないことをお伝えしました。ブームに惑わされ、ノンシリコンに飛びつきがちですが、本当に自分によいものは何か、ぜひ見極めて購入してみてくださいね。

ノンシリコン vs シリコン効能をめぐりシャンプー論争勃発

11月21日(水)8時30分配信

 薬局やスーパーの店頭を占拠し、ネット上でも話題となっている「ノンシリコンシャンプー」。髪や地肌にやさしいという宣伝や口コミで人気を集めてブームになっているのに対し、シリコン入りのシャンプーを多数販売している大手メーカーは「シリコン入りでも問題はない」と見解を出して反撃している。消費者は何を信じてシャンプーを選べばいいのだろうか。

 ノンシリコンシャンプーのブームが始まったのは、2~3年前のこと。当初は、美容室が顧客に販売しているプライベートブランドの高級シャンプーや、頭皮をケアして育毛を支援する男性向けのプレミアシャンプーとしてじわじわと人気が出た。1本当たりの価格は数千円と非常に高額だった。その後、薬局やスーパーで購入できる比較的安価な商品が登場したことで全国的なブームとなった。女性の場合は美しい髪を求める層に、男性の場合は薄毛対策を求める層の心を掴んだ。

 ノンシリコンの宣伝はやや過激な場合がある。従来から販売されているシャンプーの多くはシリコンが配合されており、シリコン配合のシャンプーを“悪者”として扱っている。「シリコンは地肌の毛穴に詰まる」「シリコンはパーマ・ヘアカラーに悪影響を与える」「シリコンは有効成分の浸透を妨げる」などのトラブルが発生しやすいと指摘し、ノンシリコンは髪や地肌にやさしいと主張するわけだ。

 ノンシリコンシャンプーで現在、ヒット商品となっているジャパンゲートウェイの「レヴール」は「1000円以下のノンシリコンシャンプー」をキャッチフレーズとし、ユニセックス向けの「スリーボム」ブランドとともにスーパー、薬局に並んでいる。同社はホームページで「シリコンは(中略)その後のトリートメントなどの成分の浸透を妨げてしまうこともあります」(スリーボム)、「ノンシリコンだから美髪成分(保湿成分)が浸透しやすい」(レヴール)と謳っている。

 一方で、シリコン入りシャンプーを多数販売している大手メーカーの花王と資生堂は、シリコン入りに問題はないという見解をホームページに掲載。ノンシリコン派の主張と大きく隔たりがある。

花王は昨年末にシリコンに対する見解を公開した。「通常の使用方法で、地肌の毛穴のつまりを起すことはなく、成分の浸透を妨げることがないことを確認しています」「シリコン配合有無によるパーマ・ヘアカラーの効果の違いは見られません」と主張している。

 資生堂も同様に、「シリコンが抜け毛やダメージの原因になるという考え方が広まっています。しかし実際には、シリコンが毛穴に詰まったり、毛髪や地肌に悪影響を及ぼすことはありません」「シリコン配合のシャンプーとシリコンを配合していないシャンプーでは、どちらも毛髪や地肌に悪い影響を及ぼすことはありません」と記載している。

 いったい、どちらの主張が正しいのだろうか。

 大手化粧品会社の研究員の経歴を持ち、12月14日に書籍「なまけ美容入門「を主婦の友社より出版予定である、コスメコンシェルジュの小西さやかさんは「シリコンが髪や頭皮に悪いという論文は見当たりません」という。むしろ、「シリコンが、髪のダメージによるキューティクルのリフトアップ(剥離)の防止に有効という論文があります」と小西さん。つまり、データに基づく学術的な世界では、シリコンが悪者であるという学説は今のところ市民権を得ていない。シリコンを利用するようになって数十年を経てもそうした論文が発表されていない状況からみて、今後も有力な学説となる可能性はあまり期待できない。

 ノンシリコンを中心に販売するジャパンゲートウェイに、シリコンが有効成分の浸透を妨げているデータや根拠を問い合わせたところ、「(製造を委託している)OEMメーカーが効能などについては検証しているが、データの開示はできない」と回答するにとどまった。

 花王は「シリコンが髪や頭皮に悪影響を与えているという学術論文は見たことがなく、問題はないと考える。少なくとも自社の製品については、通常の使用方法であれば、毛穴につまりを起すことはないことを確認している」と説明する。

結論として、シリコンが髪や頭皮に悪影響を与えるという説は、今のところ根拠が薄い。シリコンの有無で商品の優劣は決まらないということだ。

 宣伝文句に振り回されないためにも、シリコンの役割を知っておこう。シリコンは有機化合物の一種。熱や光に強くて、化学反応しにくいという特徴を持つ。シャンプーに入れた場合には、洗髪やすすぎの際に髪同士の摩擦を減らすことができるので、いわゆる「髪がきしきしとする感覚」を軽減することができる。髪が乾いた状態では、髪の表面を滑らかにする機能を持つので、見た目がきれいになり、櫛通しもよくなる。使い勝手のよい素材として1980年代以降に多くのシャンプーで使用されるようになった。シャンプーボトルの裏に書かれてある成分表示で「ジメチコン」「シロキサン」「シリカ」などが含まれているものが、シリコン入りシャンプーだ。

 一般に洗浄能力の高い成分を配合している場合、脂質を大量に落として髪同士が絡み付いて指通りが悪くなるので、シリコンを配合することが多い。対して、洗浄能力が低い洗浄成分を配合している場合、脂質がある程度残るのでシリコンを配合しなくても指通りは滑らかだ。どちらが優れているということはなく、自分の頭皮や毛髪の状態に応じて、適切なシャンプーを使うことが重要だ。

 上手なシャンプー、リンス、コンディショナー、トリートメントの選び方としては、「シリコン、ノンシリコンにとらわれず、仕上がり具合で選ぶのが1つの方法です」と小西さん。髪が細くてボリュームがない人は、しっかり洗えてハリ、コシがでるものがオススメだ。逆に髪が多すぎて落ち着けたい人は、髪がまとまりやすい商品を選ぶといい。また、「育毛効果を期待したいのであれば、医薬部外品などで、育毛成分が入っている商品がオススメです。髪のダメージが大きい人は、シリコン入りでキューティクルをケアできるトリートメントなどもいいでしょう」。

ノンシリコンを前面に打ち出しているのは中堅や新興企業が多く、シリコン派の大手メーカーのシェアを奪うかたちで成長している。それだけに、「シリコン派」対「ノンシリコン派」という対立構図で語られがちだが、実は大手もノンシリコンシャンプーを販売している。花王の「メリットシャンプー」、資生堂の「スーパーマイルド」はともにノンシリコンタイプのロングセラー商品だ。単にノンシリコンを前面に打ち出していないだけで、品揃えとしては古くから存在しているのだ。

 シリコン入り、ノンリシコンという言葉に振り回されず、効能を見て、実際に使いながら、自分に合ったシャンプーを選ぼう。

 (「週刊ダイヤモンド」編集部 野口達也)

もしかしたらこのニュースもシリコン賛成派の人が情報を流して、操作しているかもしれない。

意外と髪についての研究は遅れていて、自分の体のことなのに未知なことも多いと言われています。

僕たち美容師も髪を扱う仕事ですが、科学者ではないので、

毛髪診断士、講習、本での知識しかありません。

ひどい人はあやふやで指定成分にジメチコンと書いていてもシリコンはないです!

っていう人もいるぐらいだ。

自然乾燥が良い、ダメ、など昔言われていたことが変わってきたり、

聞く人によって違うことを聞くこともある。

ほんとうに大切なのは情報に惑わされず、自分の目で見て、感じてが良いのかな。

話しがそれた感じですが、シリコン、ノンシリコン共にどっちがどうとは言いにくいので

頭皮の状態や、洗い仕上がりなので決めてもいいんじゃないでしょうか。

言葉のマジック、情報に流されないで。