昨日、会社の暑気払いとスタッフの佐々木が先日入籍したお祝いをかねて、会社のある小田急線「喜多見」のおすし屋さんにスタッフ全員で行ってきました。




私も含めて男性3名、女性5名の合計8名のスタッフ全員が参加して暑気払いは行われました。




食事会はあっという間に3時間が過ぎ、私が見る限りスタッフも楽しんでいるように見えて、非常に素敵な時間を過ごさせていただきましたが、




しかし、お店はよろしくなかった。新しいお店を開拓しようと思い、事前にランチをしてこれなら「大丈夫だろう」と判断し、お祝い事もあったので、料理で1人/7千円 プラス飲み物代で予約しました。




そして、お店についた瞬間、0.1秒で「がっかり」。




もうこのお店には何も期待できないことを悟りました。なんと全ての料理がテーブルに並べられていたのです。まるで安い民宿に来ているようです。チェーン店の安い居酒屋でもある程度順番に料理は運ばれてきます。




スタッフは気を使ってか「こういうのも新しい」などと、わけのわかんないことを言っていましたが、明らかに「なんじゃこりゃ。やべんじゃねーの」という空気が漂っているのがわかります。




冷えた茶碗蒸し、冷えたてんぷら、冷えたさざえのつぼ焼き、古くてしかも冷えている煮魚、そして生ぬるい刺身、どれをとっても最低最悪。おそらく1時間以上前からテーブルに置かれたであろう、かわいそうな料理たち。




最後にお寿司が5貫ほど別に出てきましたが、寿司のいくらは古くて臭くて、どうしようもないもので、店主から「お客さんをもてなそう」という意識はまったく感じられません。




そして、最後にお会計をしてもらうと、なんだかやけに高い。女性が多いせいか、ほとんど飲み物を頼んでいないのに、約8万円。1人/1万円の請求に、おもわず「これ少し間違ってませんか」と聞いたところ




店主の奥様と思われる女将が、「お座敷を使用する場合は10%の料金をいただいています。」


というのです。久しぶりに、ちょっとずうずうしい人をみました。




そんな説明は一切受けていなかったので、「こちらが座敷をお願いしたこともないですし、10%料金がかかることも聞いていません。それにあの冷え切った料理はどうなんでしょうか?」ときいたところ




こともあろうに女将が「茶碗蒸しは冷やしたほうがおいしいかと思って。」などと言います。私は「冷やしたんじゃなくて、ほっといたんでしょう。生ぬるいじゃないですか。」と言って、そこで話をやめました。




こういう人間に時間を費やしても、何の生産性がないことは分かっていますし、せっかく楽しい時間をすごせたのにこんなことで台無しになるのはバカバカしいので、すぐにお金を支払い、領収書をいただいて帰りました。




私は思うのですが、接客商売というのはいかにお客様に気分をよくしてもらうかを常に考えなくてはいけませんし、自分のするサービスについてはきちっとした、理由と説明が絶対に必要だと思います。




生ぬるい茶碗蒸しを「冷やしたほうがおいしいと思って。」とアホなことをいっても誰も納得してくれませんし、逆に不信感でいっぱいになります。




美容室でも、「このお客さんはどのようにしたら気分をよくしてくれるだろう」ということを一番に考える必要がありますし、新規のお客様や新しいメニューを施術する時は、必ず施術工程と金額を明確に伝える必要があります。




会計時に自分の考えていた金額と少しでもズレが生じると、間違いなく「失客」につながるどころか、怒りの度合いによっては「あの店最低」とスピーカーになります。「逆口コミ」です。




なーんて、えらそうなことを言っていますが、当然、私にも当てはまりますので、気を引き締めてがんばります。