夫が購読している「日経ビジネス」に
「団欒の外注化」という記事がありました。

「孤食」は家族バラバラに それぞれ好きな時に食べたい物を食べること。
そこから一歩踏み込んで?
普段はバラバラだから、
家族が揃った時くらい外で食べよう!というもの。

これまでの「外食」より もっとお手軽な感じで、
朝食や昼食もコンビニやスーパーのイートインコーナーが
家族揃った団欒の場所とか。

なんだかちょっとセツナイ話です。

でも、いろいろな「おうちごはん」や「お弁当」のブログを見せていただくと
いやいや、そーーでもない!と嬉しくなります。

子供が小学校を卒業する時、先生が
(中学になるとお弁当が始まることもあって)
「どんなものでもいいので、ご飯作ってあげてください。
 そうしたら、子供は必ず家に帰ってきますから」
と言われました。

成長期の多感な時期で取扱が難しいけれど、
家にご飯があると思ったら 必ず帰ってきますよ、と。

これから思春期の子を育てようとしている母たちには
ぐっときた言葉でした。

「おなかすいたああ。今日、何?」
って聞いてくれるのも 子供が大学生になるくらいまでです。
そう考えると、ほんの少しの間ですね。

私も、あと少し。
いろいろ作ろうかなと思います。

今日は あっさりした鶏の胸肉を ブルーチーズでパワフルに仕上げたものです。

鶏肉もブルーチーズも消化吸収がよく、疲労回復効果があります。
また、ブルーチーズに多く含まれているカルシウムは
構造的に他の食材に比べ吸収されやすくなっています。

カルシウムは歯や骨を形成するのに役立つだけでなく、
神経の興奮を抑制させる働きがあるので、
気持ちを落ち着かせたり、イライラした感情を抑えたりする効果があります。

これからGW。
気候も定まらず、疲れが貯まったりして気分が落ち込みがちな時期です。
元気の出る美味しいものを一緒に食べながら そっと見守ってあげられるといいですね。

「鶏肉のブルーチーズ風味」

材料(4人分)
鶏胸肉  600G
ブルーチーズ  20G
白ワイン  1/2カップ
生クリーム 大2
オリーブオイル  少々
塩 こしょう  少々

作り方
1・ 鶏肉は筋を除き、塩、こしょうして しばらく置く。
2・ フライパンにオリーブオイルをひき、鶏を皮から焼く。
3・ 焦げ目がついたら裏返し、肉側からも火を通す。
4・ ある程度火が通ったところに白ワインを注ぎ蓋をする。
5・ 白ワインが少し残るくらいになったら生クリーム、ブルーチーズをいれ、
   とろみがつく程度に火を通す。