2017

テーマ:
大分経ちましたが、

あけましておめでとうございます。

皆さん良い新年を迎えられたでしょうか?

僕はここ数年は寝正月でしたが、

今年はなんだかんだ動いてます。

キックボクシング始めたり、

基本的にはライブの為ではあるんですけど、

まあ、強さって一口に言っても

なかなか難しいですからね。

本当の強さとは腕力ではないとは思いますが、

フィジカルも鍛えた上で言うのとでは、

説得力も違いますよね、って事で始めました。

1ラウンドが死ぬほど長いです。笑

あとはベトナム珈琲にハマってます。

あと紅茶。

産地とか色々聞きながら

勉強しながら飲むと楽しいです。

あ、あと映画観に行きました。

「この世界の片隅に」

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これは果てし無く長い付き合いになる。

そんな映画でした。

滅多に顔を出さない感情が、

身体の毛穴から沸々と湧き出る様な、

そんな感覚を覚えました。

それから

新年の挨拶で

今年も宜しくお願い致します。

と言うのに今年は少し抵抗がありました。

何故かは分かり兼ねますが、

「も」というよりは「こそは」って感じです。

そんなこんなで来年の今頃には、

見えている景色が明らかに変わっている様、

そして皆様の健やかなる時をお祈りしております。

精進。peace.

HAIIRO


Gift

テーマ:

メリークリスマス。

 

いよいよ年の瀬ですね。

 

今日はどうしても書いておきたいことが一つ。

 

先日Makuakeにて行われた

 

クラウドファウンディングのお届けが終わりました。

 

沢山の人達が喜んでくれて嬉しいです。

 

そんな中、昨日、何度か知らない番号から電話があり、

 

かけなおしてみると、男の方で、

 

「息子にレコードが届いたのですが、どういうことなのでしょうか?」

 

との事で、最初は僕もよく分からなくて、

 

話を聞いていくと、

 

 

息子さんが、今回のプロジェクトに応募していたのだが、

 

今年の4月に他界していたそうで、

 

イヴにプレゼントが届いたので、

 

事情が分からなかった為、連絡を頂いた。

 

という経緯でした。

 

 

路上で「え!」と叫ぶぐらい、

 

ちょっと僕も頭の整理が追いつかなかったので、

 

一旦切り、落ち着いた場所に移動し再度かけなおしました。

 

お父様と少し電話でお話しをさせていただき、

 

息子さんがDJ松という名でDJをしていた事、

 

僕は面識がありませんが、音楽に熱中していた事、

 

病気の事、27歳の若さで亡くなった事、

 

そのとき初めて教えて頂きました。

 

DJとして活動していただけに、やはり限定レコードのコースで、

 

きっと聴きたかったんだろうな。と思うと、悔しいです。

 

 

うん。いろいろな感情があるけれど、

 

一番は悔しい。

 

1年前から楽しみにしていたのに聴く事が出来なかった、

 

それを思うとやっぱり悔しいです。

 

きっと俺の知らないところで、

 

音楽を通じて何かしら接点があったけれど、

 

もう亡くなってしまっている方も現実にいると思うので、

 

全てを知る事は到底出来ないですし、

 

自分に出来る事など少ないと思います。

 

ただ、今回こうやってご連絡いただいて、

 

「息子の事をあまりよく知らなかったので教えて欲しい」

 

というお話しになり、僕でよければ。

 

と後日お話しさせて頂く事になりましたが、

 

知らせてくれて本当に良かった。と今は思います。

 

 

親御さんにとって、俺がもし、

 

もしですよ、出来る事が少しでもあるのなら、

 

本当に僅かでも空白を埋める手伝いが出来るのなら、

 

それが天国の貴大さんが僕にくれたギフトだと思います。

 

 

 

遅くなってしまったけれど、

 

彼の友人たちに、もしこのBLOGを読んでいる人がいたら、

 

上記に貼った「英雄-HERO-」という曲が

 

君が聴きたかった曲だと、

 

そして、僕にとって貴方も一人のヒーローだとお伝えください。

 

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

HAIIRO DE ROSSI

 

 

テレビ

テーマ:

昨夜放送されたフリースタイルダンジョン

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なんでこのタイミングでテレビに出たのか少し書こうと思う。

 

スペシャ以外だと、

地上波は大昔に出た流派R以来かな。

 

俺は別にメディアが嫌いとかでは全くないが、

単純に番組なり企画側のニーズに合わない事が多かった。

 

まだラップが全然世の中に浸透する前に、街中の人にラッパーがラップで話しかけるという企画の番組があって、引き受ける方向で進んでいたのだが、

たまたま初回がDOTAMAさんで、

かなりラップというか、アーティストに対しての扱いがギャグ寄りだった(に観えた)ため、

俺は彼のアルバムにも参加していたし、仇をうつ名目でガチで言って良いなら出ると言い、

結果話は流れた。当然と言えば当然だ。

 

他にも何度かそういう事はあったが、口外するまでもなく、ただ単純に、俺がテレビ的に面倒くさいアーティストだっただけの話です。

 

それは誰が良いとか悪いとかの話では無くて、

俺の通したい筋(今思うと我儘)と番組側のスタッフさんたちのニーズが合わなかっただけの話で、

なかなかご縁がなかったって訳。

 

それで、なんでこのタイミングで出たかと言うと、

「英雄-HERO-」という曲のPVを出した直後に某レーベルのA&Rの方から連絡が来て、

一度電話を切り、かけ直し快諾した。

 

去年この番組が始まり、

最初のチャレンジャーがうちのDragon Oneだったりで、

なんだかんだ観る機会は多かったのだけど、最初は

「地上波でヒップホップ?ふざけんじゃねーよ。」

って気持ちも少なからずあった。

 

フリースタイルダンジョンだけに限らず、ラップという表現が世間に浸透していくにつれて、

俺のそのHIPHOPに対してのメンタリティ、意地、みたいなのは確実に膨らんでいった。

 

ヒップホップは反骨が原動力でもあるから、

それが全て間違っていたとは思わないが、

ある日フリースタイルダンジョンの

オーガナイザーのZeebra氏と渋谷で偶然会った。

 

久しぶりの挨拶程度で失礼したのだが、

あの人の目元の笑いジワを見たら

そのとき何故かグッと来て、

自分の意地など、吹っ飛んでしまった。

 

その後出したNever Ending Spiritsという曲で

NASやKANYEらと共にZeebra氏の

有名なラインを引用しているが、

俺にとっての日本のヒップホップとは彼なのだ。

 

違う人もいるかもしれない。

現に俺も日本のヒップホップを嫌いになった時期もあった。

ただ、あくまで「俺は」

今思うと、中学生の時に

ネバーイナフをGEOで借りた時から、

きっとそうなんだったと思う。

 

笑いジワを見て、という表現の意味が

あまり分からないかもしれないが、

本当にそうとしか言いようがなくて、

大きな木は

その歴史を年輪として自らの幹に刻む。

彼が背負って来た、そして

今も背負っているものの大きさに

敬意を払わない事は

今の俺は出来ないと感じた。

 

ぶっちゃけ人のために音楽なんてクソだと思っていた。

しかも結構最近まで。

 

ただ、リスナーとのコミュニケーションが、

音楽だけでは難しくなり、

チャットルームを運営したり、

また、各地で色々な人に触れるにつれ、

 

俺の中の、HIPHOPの理想とか概念を、

「これが人の為になるのなら、

俺で良いなら是非使ってくれよ!」

って気持ちが単純に上回ったのだ。

 

つまんない大人になったのかもしれないが、

俺は今は今で結構好きだ。

 

そしてそれとは別軸で

いつか話さないといけないと思っていたエピソードがある。

 

昔の話はあまり進んでするべきではないと思うし、

本人がいなければ無粋だとも思うが、

 

俺の友人に「インテリ」というビートボクサーがいた。

 

彼は俺を沢山の仲間と引き合わせてくれ、

沢山の事を教えてくれた。

 

そして2011年8月30日にこの世を旅立った。

 

俺は通夜のあと、墓参りに一度しか行っていない。

 

彼とは生前、沢山の話をしたが、

いざ墓前に立った時に妙な感覚になった。

 

彼との記憶から来る、

本当に個人的な感覚でしかないから

人に押し付けるつもりは全く無い。

 

そしてこれが正解とも思っていないが、

率直に

「おまえ他にやるべき事あんだろ」

って自分に対して思ってしまった。

 

それだけのことだけど、

それぐらいのことなのだ。

 

その後、俺の活動休止もあったりで、

ますます会いには行けなくなった。

正直なところ、どの面下げて墓前に立てば良いのか全然分からなかった。

 

それで、今年「英雄-HERO-」のレコーディング中に、

イントロで好きな故人(俺にとってのヒーロー)

をシャウトしていたら、

イントロが終わる二小節ぐらい前かな、

書いてなかった部分をアドリブ中、

fav.friendって変な英語だけど

俺っぽいなと思い

「best friend」と言った瞬間、

本当に一瞬だけど、彼の顔がよぎった。

 

あまりにビックリしたので、

すぐに録音を止めて、

またすぐに録り直した。

 

そして今回のライブの収録で、

その部分は彼の名前をシャウトした。

 

誰も気付かないかもしれない、

俺の自己満足の可能性は大だろう。

 

しかし、地上波で

恐らく俺や俺たちを全く知らない人に向けて、

ただ一言、偉人たちと並べてシャウトする事でしか、

俺は彼に言葉を投げかける事は出来ないのだ。

 

本当に最近、ライブ中に一瞬全てが報われた様な気分になる時がある。

 

本当に最近の、本当に一瞬。

 

それは熊本でも感じた事だが、

もしもワンマンなりで、

この感覚がお客さんとも長時間

共有できたのなら、

それはもう最高の絶景だと思う。

 

今はそれが見たい、それだけかもしれない。

 

これで今年は仕事納め。

来年は皆さんが今年よりも、

もっともっと幸せで、

何より心身ともに健康で過ごせる事を

心より御祈りしております。

 

長くなりましたが読んでくれてありがとう。

 

 

haiiro