無題

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薬をやめようと思う。

(初めに明記しておくが、

法に触れる物の類は一切「推奨/やる気」は無いです。)

少し前から薬と自分の関係に

疑問を持つようになってきた。

きっかけはとあるライブだった。

俺がライブ中、

同じ曲で歓喜しているお客さんと

泣いているお客さんを同時に見た時だ。

帰って暫くしてから、

余韻に浸っている時に、

フとそのシーンについて、

「あそこで本来、一番感極まるべきなのは俺だったんじゃないのか?」

と思った。

演者な以上、”べき”かは定かでは無いが、

可能性としてはある。


感動にフィルターがある。


抗精神薬というのは、ネガティヴのリカバリーの要素だけでなく、

ポジティブのリミッターにもなっているのだとその時に初めて気付いた。

10代からの付き合いだから、

無意識のうちに、「ずっと付き合っていくものだ」

と、当たり前に思っていたし、

一度ひどく悪くなったあと、

ステージに戻れただけでも、

むしろ医療には感謝さえしている。

感謝、それは今もしている。

そして、薬が必要な時と場合が人によってある事も理解している。

なので、これは俺個人の今の考え方だから、

間違っても押し付けたりはしないし、

善悪の話でも無い。


ただ、俺は当たり前に机の上に薬の束が広がっている光景を見ると、

別に何も感じなかったハズなのに、

いつからか、

日に日にその当たり前が普通じゃないと思う様になった。

少なくとも、子供がそれが当たり前で育ったら、

それは良い事では無いと思う。

それが一番でかいかな。


感極まる。という言葉がある。

要は感情の極みである。

薬を飲んでいると、絶望も幸せも、

極まり切らない気がする。

いや、もっと極まってもいいハズ。

の方が正しいかな。

その”もっと”っていう感情が、

凄く重要な気がする。

more

俺は、あくまで俺は、

良い時ほど、その”もっと”が沢山顔を出す。


もう一つ大きかったのは、

知人に薬と縁を切れた人が、3人もいて、

同時期にそれぞれから話を聞けたのも、

心境の変化に大きく影響した。

年齢も地域も全く別で、

もちろん、やめた経緯や、

それに伴った苦労もそれぞれ聞いた。

正直、結構エグい。

ただその人たちに共通するのは、

”優しい”。


俺は音楽をするにあたり、forte=”強く”

の意味を日々探している。

「強い人はみんな優しい」

と漫画バガボンドの沢庵和尚は言っていた。


最近、やっと分かった事がある。

強い人とは「人間」である。

なので、強いライオンは「ライオン」であり、

可愛い犬は「犬」なのです。

この超絶当たり前に思える事が、

実は俺にとって最大のヒントになった。

つまり俺の思う「人間」と、

今の「自分」との「距離」こそが、

目指すものへの距離なのではないか。と。

遠いが無理ではない。

頑張れば間に合う、と信じても良い距離だ。


そんなこんなで、はい、やめました。

で今からいけるほど甘くはないし、

時間はかかるのは承知だが、

今まで、やめるという選択肢が無かったからこそ、

やめる方向で頑張ってみようと思います。

2017.2頭

2017

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大分経ちましたが、

あけましておめでとうございます。

皆さん良い新年を迎えられたでしょうか?

僕はここ数年は寝正月でしたが、

今年はなんだかんだ動いてます。

キックボクシング始めたり、

基本的にはライブの為ではあるんですけど、

まあ、強さって一口に言っても

なかなか難しいですからね。

本当の強さとは腕力ではないとは思いますが、

フィジカルも鍛えた上で言うのとでは、

説得力も違いますよね、って事で始めました。

1ラウンドが死ぬほど長いです。笑

あとはベトナム珈琲にハマってます。

あと紅茶。

産地とか色々聞きながら

勉強しながら飲むと楽しいです。

あ、あと映画観に行きました。

「この世界の片隅に」

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これは果てし無く長い付き合いになる。

そんな映画でした。

滅多に顔を出さない感情が、

身体の毛穴から沸々と湧き出る様な、

そんな感覚を覚えました。

それから

新年の挨拶で

今年も宜しくお願い致します。

と言うのに今年は少し抵抗がありました。

何故かは分かり兼ねますが、

「も」というよりは「こそは」って感じです。

そんなこんなで来年の今頃には、

見えている景色が明らかに変わっている様、

そして皆様の健やかなる時をお祈りしております。

精進。peace.

HAIIRO


Gift

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メリークリスマス。

 

いよいよ年の瀬ですね。

 

今日はどうしても書いておきたいことが一つ。

 

先日Makuakeにて行われた

 

クラウドファウンディングのお届けが終わりました。

 

沢山の人達が喜んでくれて嬉しいです。

 

そんな中、昨日、何度か知らない番号から電話があり、

 

かけなおしてみると、男の方で、

 

「息子にレコードが届いたのですが、どういうことなのでしょうか?」

 

との事で、最初は僕もよく分からなくて、

 

話を聞いていくと、

 

 

息子さんが、今回のプロジェクトに応募していたのだが、

 

今年の4月に他界していたそうで、

 

イヴにプレゼントが届いたので、

 

事情が分からなかった為、連絡を頂いた。

 

という経緯でした。

 

 

路上で「え!」と叫ぶぐらい、

 

ちょっと僕も頭の整理が追いつかなかったので、

 

一旦切り、落ち着いた場所に移動し再度かけなおしました。

 

お父様と少し電話でお話しをさせていただき、

 

息子さんがDJ松という名でDJをしていた事、

 

僕は面識がありませんが、音楽に熱中していた事、

 

病気の事、27歳の若さで亡くなった事、

 

そのとき初めて教えて頂きました。

 

DJとして活動していただけに、やはり限定レコードのコースで、

 

きっと聴きたかったんだろうな。と思うと、悔しいです。

 

 

うん。いろいろな感情があるけれど、

 

一番は悔しい。

 

1年前から楽しみにしていたのに聴く事が出来なかった、

 

それを思うとやっぱり悔しいです。

 

きっと俺の知らないところで、

 

音楽を通じて何かしら接点があったけれど、

 

もう亡くなってしまっている方も現実にいると思うので、

 

全てを知る事は到底出来ないですし、

 

自分に出来る事など少ないと思います。

 

ただ、今回こうやってご連絡いただいて、

 

「息子の事をあまりよく知らなかったので教えて欲しい」

 

というお話しになり、僕でよければ。

 

と後日お話しさせて頂く事になりましたが、

 

知らせてくれて本当に良かった。と今は思います。

 

 

親御さんにとって、俺がもし、

 

もしですよ、出来る事が少しでもあるのなら、

 

本当に僅かでも空白を埋める手伝いが出来るのなら、

 

それが天国の貴大さんが僕にくれたギフトだと思います。

 

 

 

遅くなってしまったけれど、

 

彼の友人たちに、もしこのBLOGを読んでいる人がいたら、

 

上記に貼った「英雄-HERO-」という曲が

 

君が聴きたかった曲だと、

 

そして、僕にとって貴方も一人のヒーローだとお伝えください。

 

 

心よりご冥福をお祈りいたします。

 

HAIIRO DE ROSSI