きのう大騒ぎした日米対抗のプロトコル、日本スケ連HPに出たもようです。
こちら→ http://www.skatingjapan.jp/Default.htm  いつアップされたんじゃろ。昨日はなかったと思うんだけどー…。
そしてすみません。きのう男子の感想全員分書いたと思ってたのに、この人の感想忘れてました。
ライアン・ブラッドリー選手を!!! きゃーごめん経営者!!!
というわけで、女子にいくまえにライアン君居残り感想。SP「ゴッドファーザー」。今年もSPはモロゾフプログラムなのかな。非常にモロゾフプログラムらしい細かいステップワークでしたが、残念ながらエッジが滑ってなかったよーな。もともとエッジがやや浅い選手ではあるんですが、ノリと力技でいつもはスピードに乗せちゃうんですけど、シーズンに向けて、まだ本調子じゃないのかな、膝がちょっと硬く、そのぶんスピードが落ちてる気がしました。ふつーに滑ってるとこでもストロークが短め。
なんとかスピードを出そうとして、逆に上半身の動きが硬くなった……よーに、見えました。緊密でドラマチック、得点の出そうなプログラムに、逆にいまは飲まれてしまっているかんじ。滑り込み不足かなー。
表現力強化に、踊りの練習をするのもいいんですけど、経営者氏は絶対にステップワークの練習を強化したほうが結果が出ると思います。あとちょっとスケーティングが良くなるだけで、びっくりするくらい全身に効果が出る……はず! 練習地が高地コロラドということで、そもそもスタミナはある選手なんだから、もったいないですよね! 今年のFSは「チャップリン」、明るい持ち味にピッタリで、そっちも楽しみです。それにしても今年もスター・ウォーズやらせてもらえないんですね…(ライアン君はスター・ウォーズで滑りたいと以前語っていた)。スケアメ、頑張って!
……というわけで、女子感想いきたいと思います。



ミライ・ナガス選手。FS「コッペリア」。
ISU競技会で滑るのは、今季3回目になると思います。このFSコッペリア。水色の衣装、とってもミライちゃんに似合っていて可愛いですよね。
冒頭のスパイラルは相変わらず最高~。アメリカ女子ってスパイラルがうまい選手が多いんですけど、うまくて綺麗なのと見せ場になるのってちょっと違う。ミライちゃんの場合は、スパイラルを見るたびに驚きがあって、素晴らしいと思います。レベル4でした。
スパイラルから流れるような2Aも、お見事!
おつぎはレイバックイナバウアーから3S……だったんですが、転んでしまいましたね。残念。
今年、イナバウアーからのジャンプってあっちこっちですごい見る気がする。荒川静香さんのモロゾフプロとか、キム・ヨナ選手のウィルソンプロでよく使われたこの組み合わせ、なんか今年は大流行の兆しですね。GPSでもいっぱいお目にかかることになりそうです。
課題のサーキュラーステップは、うーん、レベル1か。厳しいです。
ミライちゃんの場合、ストレートラインステップがほんとうに素晴らしいだけに、なぜサーキュラーだとスピードがここまで落ちてしまうのかわからないんですが、円を描く感覚がちょっとまだ入ってないのかも……。
っていうか、ほかの選手に比べると、ミライちゃんはほんとにスピードがある。ので、期待して見るから余計に落差が感じられるのかもしれません。プログラムが単調になっちゃうから、シニアになっても、いつまでもストレートライン1本ってわけにはいかないと思います。今年はサーキュラー強化ってことで! 頑張ってモノにして欲しいです!
あと、3Lzの不正エッジと回転不足を取られちゃってますね。これも課題かなあ。ミライちゃんは今年はチャレンジの年かなー。もうすぐのJGPF、頑張って!


水津瑠美選手。FS「ストレンジパラダイス」。
パーソナルベストおめでとう! すごく良かったと思います!
国際ジャッジのいるところで、この演技ができたっていうのは、大きい。今後にも生きてくると思います。ミライちゃんに得点で勝ってますよ!
演技ですが、3T+3Tは今回は封印したのかな。持てる力を丁寧に出した印象。いいぞいいぞー。スパイラルやスピンも素晴らしかったです。
ほんとうに丁寧に滑った印象で、逆にスピードが足りないかな? と思えた部分があったんで、そこが今後の課題かな。ストレートラインステップは、瑠美ちゃんの力を持ってすればもっと踊れると思いました。ちょっと緊張が感じられました。
瑠美ちゃんはじつはハードスケジュールで、来週はドイツでJGPSなんですよねー。すでにハルギタで銅メダル取ってるんで、結果次第ではファイナル進出充分可能です。疲労が心配ですが、大勢の日本の観客のまえで滑ったことは、プレッシャーへの訓練としても有効だったんじゃないかな。灰原は瑠美ちゃんの演技が大好きです。ドイツでも頑張れ!


キャロライン・ジャン選手。SP「スパニッシュジプシー」。
あの驚きの軟体レイバックスピンを、パールスピンと名づけられたらしい、ジャン選手。これってTBSが独自に名づけた名称なのかなあ。ちょっとわかんないんですが…。灰原はいままで個人的に鍋蓋スピンと呼んでいたので(鍋の蓋閉めるみたいにピタッと閉じるから)、それよりはパールスピンのほうがキラキラ感があっていいなあと思いました。
今回はシニアとしての出場。冒頭の3Fコンボ、来たあ~! トリプルトリプルです! 3F+3T! しかしセカンドの回転微妙……と思ったらやっぱし回転不足だった。まだ完全に完成してはいない感じですね。スケアメでは安全をみて2Tにしてくるかも。でも今季終わるくらいまでには完成しそうだなー。楽しみです。
灰原は、ジャン選手のジャンプの踏切がいつもちょっと気になっちゃうんですが、なんであれでちゃんと跳べるんだろう。わかんないなー。エッジは綺麗なんですが、身体がちょっと開いてるっていうか、なんか不思議な姿勢です。
それで跳べてるんだからいいのかなと思いつつ、これから身長が伸びてもあの姿勢でいけるのか、というのも気になるところなのでした。
スパイラルは、トップポジションに入るのが早いですね! 綺麗! なんかこー、ミシェル・クワン選手を思わせる堂々とした滑りっぷりで、身体が小さいのに貫禄を感じました。
そしてオーラスのレイバック”パール”スピンからビールマンスピン。うおーなんじゃこりゃー。何度見ても驚いちゃう。毎日お酢でも飲んでいるのかと聞きたくなる柔軟性です。
フィニッシュポーズも堂々、自信満々の笑顔。こんなところも、うーんアメリカ女子っぽい。
スケアメでもけっこう上位に食い込んで来そう。恐るべき14歳。今シーズン台風の目になりそうですね。楽しみです!


安藤美姫選手。SP「サムソンとデリラ」
赤紫色の新しい衣装で現れた美姫ちゃん。うわーもう立ってるだけで美人! あたりを払う麗しいオーラが全身からにじみ出てるかんじ。おばちゃんの灰原はカタリナ・ビット選手を思い出してしまいました!
演技のはじめ、安藤選手が上体をくくくっと動かした瞬間に「うまっ!」と灰原、思わず声を出してしまいました。すごいすごい上手くなってるのが一瞬の動きからわかる。なんというやわらかさでしょうか。いままでの美姫ちゃんにはなかった動きだと思います。
そのあとの3Lz+3Loで、ちょっと嫌な転び方をしたのが気になるんですが、肩を打ったみたいですね。そのあと、キャッチフットのスパイラルを下ろすときとかも、ガクッと下ろしちゃってたし、相当痛かったと思う。よく最後まで頑張りましたよね。
音楽止めたとき、モロゾフコーチが顔色ひとつ変えてないのがすごいと思いました。フランク・キャロルコーチもびっくりの落ち着きっぷり。あなたはいったいいくつなんですか。ぜったい30代なんてウソだ。50は過ぎてるはず。
ステップも緊密な出来栄えで、スケアメでの演技、楽しみです。安藤選手、頑張って!



さて、そろそろ長くなってきましたので、エントリーを分割します。
続きは「日米対抗・女子感想 その2」でどうぞ!





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