昭和のまんま 国道駅 |  寝言は寝て言うも~ん

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  あっちこっちウロウロしてます・・・

JR鶴見線「国道駅」、とてもベタな駅名です(笑)。名前の通り国道1号線に面して駅があります・

旧東海道を歩いていてこの前を素通りし、後で調べてみたら自分の大好きな昭和がバリバリの駅であることを知り、GWに改めて探検してきました。【MAP

色んなサイトで昭和のまま時が止まったような空間と評されていたこの駅、レトロ風ではなくまさしくレトロそのものの駅でした。

自販機とスイカの機械に今を感じますが、基本的に建設当時(昭和5年)のままの状態らしいんです。

残念ながら、現在営業中の店舗は三店ほどで、廃業・老朽化した店舗跡にはベニヤ板が貼られ昔の姿を見ることが出来なくなっており、構内が薄暗かったせいもあってまるで廃墟みたいでした。

もう少し早くこの駅の存在を知っていればと残念でなりません。下の写真は京浜国道側から撮影したもので、トンネルを抜けると旧東海道側に抜けられます。

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上の写真右手の歩行者信号の後ろ側の壁に太平洋戦争中に米軍の空襲の機銃掃射の銃弾の痕がそのまんま残っています。

京浜国道沿いの入り口側に見える手書きの看板。「三宝住宅社」は既に存在していないみたいですが、手書きがいい味出しています。
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コンクリート製のゴミ箱がなんとも懐かしいです。福山の実家周辺では、まだよく見かけますが、横浜市内で見たのは今回が初めてです。

券売機が納まるスペースに、昔の切符売り場があったみたいです。

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哀愁漂う貼紙禁止の手書き文字

角が丸くなった木製の柵に何とも言えない温かみを感じます。
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この中で営業している風のお店は三店くらい?
とにかく独特の空気が漂っています。


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とにかく独特の空気が漂っています。このトンネル内は夜の方が明るいそうです。
昼間は照明が着いていないので、かなり暗い。
廃業した店舗には、真新しいベニヤ板が貼ってありましたが、数年前までは・・・・↓



何年か前までは、↓こんな感じだったみたいです。まるでロケのセットみたい。
このトンネルは、旧東海道と東海道をむすぶタイムトンネルのよう。幾重にも並ぶアーチが美しい。
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KEY STATION・・・の文字が白壁に薄っすら残っているのが読み取れる。

一体何のお店だったのたら。

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トンネル内にある昭和につながる抜け道・・・なのか?
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抜け道の中。
天井板の浮き出たシミに歴史を感じます。

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「抜け道」の出口。

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「抜け道」を出てから駅側を撮影したところ。
上部の白い壁が「国道駅」のホームです。

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旧東海道側の入り口。
右上の窓枠がなんともレトロです。