おらんく漫遊記☆素晴らしき九州旅行♪(出発編) | おランクブログ ~まな娘観察日記~

おらんく漫遊記☆素晴らしき九州旅行♪(出発編)






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ここに一枚の古ぼけた写真がある
20年前初めてバイクの免許をとり、冒険心の欠片も無く
引きこもりの人生だった私が友人と二人で
バイクに乗って九州旅行に出掛けた頃の写真だ
右も左も分からず、何もかもが生まれて
初めての経験だったが、
雄大な自然と包み込む様な雰囲気に
人生観が変る位の深く感銘を受けた私は
これ以後度々この地を訪れる事になる…




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人には掛け替えのない出会いという物があるものだ。18歳から対人恐怖症で引きこもりの人生を送っていた私は、21歳を迎える頃とあるキッカケで友人と一緒にバイクの免許を取得した。今から20年前の出来事だった。まだ人生たるを何も理解せず、世の中は美しく、素敵なモノで満ち溢れている事も知らず自分の殻に閉じこもったままの人生だった私は、このバイクという乗り物に人生の可能性を教えて貰った気がする。そして、次の素敵な出会いが九州だった。生まれて初めてのロングツーリングとなったこの土地は、その壮大な大自然もさる事乍ら、右も左も解らないビギナーだった私を快く受け入れてくれる土地柄が好きになった。それ以来、都会で疲れた切った心を癒す為に、まとまった時間が取れたら必ずと言って良い程、この土地に思い入れがあった。
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2009.10 大観望にて。

気が付けば初めてここを訪れてから20年余りの時が経ち
今は昔を振り返れる歳にもなった。身体は20年前に比べ
脂が乗ってきた(特に腹の周り)が、あの頃の記憶は今でも
鮮明で色褪せない。「思い出」という物は案外
そんなモノなのかもしれない

20年経った今だからこそ、改めて大切な人とこの地を訪れてみようと思った。
大切な人に、私がかつて経験した人生観が変る程の壮大な光景を見せて
一緒に分かち合いと思った…


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おランクブログ リターンズ!~ヲヤジ男の4コマブログ~ さて、今回特に思い入れの深い場所を効率良く回る為に私が考えたプランは、シルバーウィーク初日19日は移動日とし、宿は湯布院散策に近い湯平温泉を選定。二日目は午前中湯布院を散策し、その後眺望とドライブの爽快さを堪能できる「やまなみハイウェイ」を通って杖立温泉へと向かい、その道すがら九重“夢”大吊橋を観光。三日目は杖立温泉から大観望と向かい、阿蘇周辺を観光。その後宮崎県にある高千穂峡を目指す。
おランクブログ リターンズ!~ヲヤジ男の4コマブログ~ 場所的には大分方面に幾分土地カンもあるので、大分県から熊本県方面へ向かうルートの方が望ましかった。眺望も良いのでプラン的には出来るだけ自分も奥様も楽しんで貰える場所に限定してみた。部下のK尾くんから「耶馬溪」 もオススメされていたのだが、二泊三日のハードスケジュール(内、移動にほぼ1日)の為、今回は省いた。


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おランクブログ リターンズ!~ヲヤジ男の4コマブログ~ まずは最初に訪れる「湯布院」に関して少し触れておくが、今回シルバーウィークがこの上無い観光日和だった事と高速道路のETC特約の影響もあってか、鬼の様に観光客が押寄せていてゆっくり観光出来なかった。この街は町名とインターチェンジは「湯布院」であるが、駅名と温泉名は「由布院」と表記されている。しばしば「湯布院温泉」と表記されるが、実際には「湯布院温泉」なる温泉地は存在しないそうだ。
おランクブログ リターンズ!~ヲヤジ男の4コマブログ~ また1955年に由布院町と湯平村が合併した際、新しい行政区域が湯布院町として誕生した。歓楽街を無くしたその町並みは「東の軽井沢・西の湯布院」と称され、年間通して観光客も多く、女性にも大変人気が高い。同じ大分県にある別府市とは対照的に温泉地に見受けられる規模の大きい旅館が存在しないのもこの町の特徴である。10年程前にこの地に宿をとり、趣のある旅館でゆっくりと露天風呂から眺める由布岳を堪能してた頃もあったが、やはりこの地を訪れるには鉄道を使う事をオススメしたい。代表的な物に博多駅から1日2往復出ている「ゆふいんの森」号がオススメ。車内にビュッフェと前方には観望デッキがあり、風情を楽しみながらの旅には格別である。
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「…」
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…まぁ、ともかく


おランクブログ リターンズ!~ヲヤジ男の4コマブログ~ 今度の旅は、仕事三昧でまともな休暇が取れなかった夏休みの代わりにシルバーウィークを使ってかなりの遠出をする。今回高速料金のETC特約がある内に出来るだけその恩恵を受け、今まで出向けなかった名所・観光地を回ってみようと言う事だ。ETCを付けていれば千円ちょっとで適応が効く地域ならば何処でも気軽に行ける。またその目的地が遠ければ遠い程お得感は増すのだから、これを利用しない手は無い。実際、昨年の信州旅行で使ったETC深夜割引+通勤割引などを併用して割引いて貰った高速料金は4千数百円の料金。(昔に比べれば、これでも十分安い)これに対し、今年7月の3連休に出向いた信州旅行は大阪をお昼に出発しても目的地の松本市まで千数百円の高速料金だけで納まった。今回の旅行では「何処までこの適用が使えるのか?」も一緒に検証してみたいと思う。しかし、九州旅行の初日の目的地に設定したのが大分県の由布市、そこまでの距離を往復する計算になるのだが…

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おランクブログ リターンズ!~ヲヤジ男の4コマブログ~ 高速道路のナビではじき出した九州までの片道は約720キロ、所要時間は約12時間余り。ライダーだった頃はまず四国の実家へ帰り、実家から約30分の所にある「宿毛・佐伯フェリー」を使い数時間の移動だったが、今回は陸路一本での移動、いくら歳の割りには元気な41歳でも720キロの時間は読めない…そこで会社で仲良くさせて頂いてるお客さんのM課長にアドバイスを聞いてみる。


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M課長は大分県出身者で同じバツイチ仲間。(←余計)
最近はいつも喫煙室で見かけると携帯のゲームに夢中か
仕事の事で頭を抱えてるかのどっちかだ。気さくで優しく
口を開けば女性社員にセクハラトークで訴えられそうな、
そんなナイスガイな課所長さんだ。(営業トーク)

おランクブログ リターンズ!~ヲヤジ男の4コマブログ~ M課長は毎年、大分の実家に息子さんを連れて車で帰っているそうなので所要時間などは大変参考になった。因みに今年は夏に帰省したばかりなので数字は多分正確だと思う。ついでにこの方は会社で私の本家ブログを知っている数少ない方で、実はこのお方から催促されなければ本家の旅ブログは更新されないシステムとなっている。(浜吉が萌え系ブログへ走ってしまった為)
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「軽自動車で行く」。これを言うと大概ビックリされるのは何ででしょうね?(^o^;)そりゃあ普通車みたいに馬力があれば追い越しが楽だし、室内スペースが広いとロングドライブも疲れないとは思いますが、うちのライフ子さんも小粋で良い仕事するんですよ?


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一月前には取りあえず泊まる宿はネットで押さえ、
九州までの所要時間もトイレ休憩や運転疲れを防ぐため
数時間の余裕をみて12時間位と設定。連休ともなればいつも
込み合う吹田インターの渋滞を回避する為、早朝4時に起床し5時出発、
6時に予定のインター通過できるよう予定も組んだ。
懸念されてた「旅の予定に合わせて台風が接近」の
ジンクスも今回は間一髪回避された…

この様に、今回旅のスケジュールは完璧だった。

そんな気持ちで挑んだ旅行当日…

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いつも車でごった返す吹田のインターチェンジは予測通り軽い渋滞だけで回避できた。まぁここまでは良かった。だが今回車を使って行楽地に行くドライバー達や家族連れ達が夏に遠出するのを避け、宿などが通常料金であるシルバーウィークを狙って動くのは予測できなかった。どうりでいくら一月前だとは言え、めぼしい宿は殆ど押さえられていたし、高速道路はETC特約とくれば…

この日に座標を合わせるわなっ!
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今回の渋滞の特徴として、自然渋滞よりも事故渋滞が
多く発生していた様に思う。車のナンバーも西日本近郊はもとより、
関東ナンバーも多く見られた。早朝に関東方面から夜通し走って
緊張感が切れるこの直線が多い路線での事故、またトンネル内
などの事故も多く、事故渋滞を抜けて直ぐの場所でまた事故が
発生したりと、今回程事故渋滞に捉まった日はなかった。

そして、この渋滞がこの後の予定に大きくひびく事となる…