超在朝座!チョウサチョウサ!!
台風の影響なのか、今日の能登は室温30度超えの猛暑日でございます。
昨夜は石川県神社庁珠洲支部の神職総会に出席しており、懇親会があったのですが、

天然岩ガキっ!!
でかっヽ(゚◇゚ )ノ
横のショートホープは、もちろん料理として出されたわけではなく、大きさを比べるために私が置いたものです(^^ゞ
いや~、地元で食べる魚はうまいです(^_^)v

今月第一金・土曜日に行われていた宇出津の八坂神社のあばれ祭り(しつこいようだが、正式には「いやさか祭り」)は、本来は7月の7~8日に行われていましたので、以前は、毎年宇出津の祭りが終わると、本格的な夏の始まりやな~・・・と、言われていたものです。
宇出津八坂神社の宮司さんは珠洲支部管内にも兼務社があり、鳳至支部と珠洲支部を兼任しておられるのですが、この日は体調がすぐれず欠席。
私をはじめ、珠洲支部から宇出津の祭りに助勤に行っていた神職7名は、その話題でもちきりでございました。
やっぱり、みなさん一様に「あれからなんか体調がもどらんわ~」と仰られていて、寄る年波をひしひしと感じる次第でございます。
それと、お神輿を担ぐ時の掛け声の「チョウサチョウサ」が、耳から離れない(´∀`)
ブログタイトルの「超在朝座」は、渡御中に宇出津のあるお宅で拝見した掛け軸に書いてあった言葉で、
「すべてを超越されたとてつもない強烈な神様が、朝鎮まられた」という意味で「超在朝座」、
が、訛って「チョウサチョウサ」だそうです。
説は色々あって、私が聞いていたのは、戦国時代の能登の地頭、長谷部信連(はせべののぶつら)公が地方を巡見されたおり、「長(ちょう)さま長さま」と囃したてたのが起源と聞いておりましたが、ほかにも諸説があるのかもしれません。
しかし、宇出津住民の八坂の神様に対するシンパシーは異常なほどでありまして、たしかに、「超在」であります(;^_^A
その、八坂神社の荒ぶる神様を載せて、白山・酒垂の両氏子地区をくまなく巡幸したあばれ神輿は、夜の還幸の渡御では、川へ落とされ、松明の火で焼かれ、地面に叩き付けられ、と、
宇出津の町の災禍を祓うべく、あくなきまでに暴れつくします。
深夜0時過ぎ、神社で待機の我々は笛太鼓の神楽「能登せんりゃく」を奏しつつ、お神輿の還幸を待ちます。
境内では火が焚かれ、ここでもあばれ神輿は火の中を暴れ回ります。
お参りに来られた浴衣姿の外国の女性がおられましたが、
そういえば、私が助勤に来出した20数年前は、浴衣の女性がたくさんおられたのですが、ここ数年はとんと見かけません。
女の子はみんなこんな↓感じ・・・これは珠洲でも同じです。

珠洲は秋祭りが多いので、女の子は着物を召されていることが多かったのですが、今はみんな祭り衣装です。
もっとも、今は女の子が参加しないとお祭りにならないですから、いいとも悪いとも申し上げられません(うちの子もそうですしね)(^_^;)
さ!
深夜2時過ぎ、ようやくお神輿が境内に入りました。

ここから先もむちゃくちゃ・・・(^▽^;)
チョウサチョウサ

チョウサチョウサ
遠めなのでよくわかりませんけど、もう、みんな怪我も火傷もめちゃくちゃしてますが、トランス状態でだれも気にしません。
ひたすらチョウサチョウサ(^▽^;)
小一時間あばれまわって、ようやく拝殿へ。

先ほどまでの喧騒がうそのようにシンと静まり返ります。
この後、私が吹く小亂聲(こらんじょう)の笛の音と、「おー」という警蹕(けいひつ)の声で、宮司の手によって御神霊は殿内に移されます。
宮司による、終了の挨拶と同時に、「ううぉ~~~っ」という、まるで怒号のような歓声。

チョウサチョウサ、チョウサチョウサ


担ぎ手全員にお神酒がまわされます。
「わっちゃ~(おまえら~)、いい祭りやったな~っ」
もう、どろどろ(^o^;)
しかし、最後のこのどろどろの光景が、宇出津の祭りの醍醐味なのでございます。
名残惜しくも、盛大に、
今年のお祭りも終了。

いいお祭りでございましたo(^▽^)o
神社から各町内へ帰るキリコは、なぜか寂しそうですね・・・
今年の災禍も、無事、祓われてございます。
昨夜は石川県神社庁珠洲支部の神職総会に出席しており、懇親会があったのですが、

天然岩ガキっ!!
でかっヽ(゚◇゚ )ノ
横のショートホープは、もちろん料理として出されたわけではなく、大きさを比べるために私が置いたものです(^^ゞ
いや~、地元で食べる魚はうまいです(^_^)v

今月第一金・土曜日に行われていた宇出津の八坂神社のあばれ祭り(しつこいようだが、正式には「いやさか祭り」)は、本来は7月の7~8日に行われていましたので、以前は、毎年宇出津の祭りが終わると、本格的な夏の始まりやな~・・・と、言われていたものです。
宇出津八坂神社の宮司さんは珠洲支部管内にも兼務社があり、鳳至支部と珠洲支部を兼任しておられるのですが、この日は体調がすぐれず欠席。
私をはじめ、珠洲支部から宇出津の祭りに助勤に行っていた神職7名は、その話題でもちきりでございました。
やっぱり、みなさん一様に「あれからなんか体調がもどらんわ~」と仰られていて、寄る年波をひしひしと感じる次第でございます。
それと、お神輿を担ぐ時の掛け声の「チョウサチョウサ」が、耳から離れない(´∀`)
ブログタイトルの「超在朝座」は、渡御中に宇出津のあるお宅で拝見した掛け軸に書いてあった言葉で、
「すべてを超越されたとてつもない強烈な神様が、朝鎮まられた」という意味で「超在朝座」、
が、訛って「チョウサチョウサ」だそうです。
説は色々あって、私が聞いていたのは、戦国時代の能登の地頭、長谷部信連(はせべののぶつら)公が地方を巡見されたおり、「長(ちょう)さま長さま」と囃したてたのが起源と聞いておりましたが、ほかにも諸説があるのかもしれません。
しかし、宇出津住民の八坂の神様に対するシンパシーは異常なほどでありまして、たしかに、「超在」であります(;^_^A
その、八坂神社の荒ぶる神様を載せて、白山・酒垂の両氏子地区をくまなく巡幸したあばれ神輿は、夜の還幸の渡御では、川へ落とされ、松明の火で焼かれ、地面に叩き付けられ、と、
宇出津の町の災禍を祓うべく、あくなきまでに暴れつくします。
深夜0時過ぎ、神社で待機の我々は笛太鼓の神楽「能登せんりゃく」を奏しつつ、お神輿の還幸を待ちます。

境内では火が焚かれ、ここでもあばれ神輿は火の中を暴れ回ります。
お参りに来られた浴衣姿の外国の女性がおられましたが、

そういえば、私が助勤に来出した20数年前は、浴衣の女性がたくさんおられたのですが、ここ数年はとんと見かけません。
女の子はみんなこんな↓感じ・・・これは珠洲でも同じです。

珠洲は秋祭りが多いので、女の子は着物を召されていることが多かったのですが、今はみんな祭り衣装です。
もっとも、今は女の子が参加しないとお祭りにならないですから、いいとも悪いとも申し上げられません(うちの子もそうですしね)(^_^;)
さ!
深夜2時過ぎ、ようやくお神輿が境内に入りました。

ここから先もむちゃくちゃ・・・(^▽^;)

チョウサチョウサ

チョウサチョウサ

遠めなのでよくわかりませんけど、もう、みんな怪我も火傷もめちゃくちゃしてますが、トランス状態でだれも気にしません。
ひたすらチョウサチョウサ(^▽^;)
小一時間あばれまわって、ようやく拝殿へ。

先ほどまでの喧騒がうそのようにシンと静まり返ります。
この後、私が吹く小亂聲(こらんじょう)の笛の音と、「おー」という警蹕(けいひつ)の声で、宮司の手によって御神霊は殿内に移されます。
宮司による、終了の挨拶と同時に、「ううぉ~~~っ」という、まるで怒号のような歓声。

チョウサチョウサ、チョウサチョウサ


担ぎ手全員にお神酒がまわされます。

「わっちゃ~(おまえら~)、いい祭りやったな~っ」
もう、どろどろ(^o^;)
しかし、最後のこのどろどろの光景が、宇出津の祭りの醍醐味なのでございます。

名残惜しくも、盛大に、
今年のお祭りも終了。

いいお祭りでございましたo(^▽^)o
神社から各町内へ帰るキリコは、なぜか寂しそうですね・・・

今年の災禍も、無事、祓われてございます。