サワー種を起こすのは難しい
とか手間だとか言われていたのは
もはや都市伝説ではないかとさえ思います。
はい、そうです。
ライムギ50gにぬるま湯50gをたしてビンにいれ、
一週間、そのへんにほっぽいておいたもので、
ライムギパンが焼けました。
大事に植えついできたものより
少しふくらみは悪いけど、
これだって植えついでいけば
もっといい感じに育つのではないか
と期待できます。
いちおう同じ条件で二つのサワー種を使って
焼いてみたものをUPしておきます。
一週間でこんな感じになりました。
香りは華やかさがない感じですが
植えついできたサワー種と手間なしサワー種
どちらも30グラムとって、ぬるま湯100グラム
ライムギ粉100グラムを加えてよくかきまぜ、
朝、塩4グラム、ぬるま湯100グラムライムギ150グラム
を足し、こね、成型して、ケーキ型に。
ケーキ型は同じ大きさのもので、ふくらみ具合が
わかるように用意しました。
干しブドウをのっけた方がいつものサワー種
5時間経過。干しブドウをのっけたいつもの
250度18分、180度20分で焼きました。
結果、手間をかけなくてもサワー種はおきる、という
ことがわかりました。ただ、その家の状況で
酵母の環境が違うというのはよ聞く話です。
心配なら、水先案内として、ヨーグルトひと匙を
加えて、3日から一週間様子をみてください。
たぶん、思いのほか簡単にサワー種が作れると
思います。
肝心のお味ですが、新しいもののほうが
より酸っぱいできあがりでした。
最近、前よりも検索能力があがってきたせいか、
たくさんの方がサワー種をおこしておられることに
気がつきました。
みなさん、とても本格的です。
わたしほどいいかげんなのはないかも
知れません。はずかしいのですが
「簡単に」「手間もかからず」できるんだ、という
コンセプトで、載せておきます。
追記 うちのオーブン、温度設定がいまひとつ
うまくいきません。すぐに温度がさかっげしまうので・・・
今回も焼きが甘かったようです。