こんにちは!
HAGU CAFE新宿本店 針山田です
あいにくの大雨ですが
今日も元気に営業しております
新宿にお越しの際は是非
動物さんたちに会いに来てください
さて、本日のご紹介したいテーマですが
ちょっと久しぶりに掘り下げた話をします
初心者の方もそうでない方にも読んでいただけたら嬉しいです。
今日のテーマ
ハリネズミちゃんの理想の体型についてです
ハリネズミに関しては女の子も男の子もみんなひっくるめて
この体型が理想とされている体型があります。
飼育書などには載っていないと思いますが
私も1年ほど前にブリーダーさんから聞いたことなので、
ブリーダーの間ではわりと常識?なのかもしれません。
これからハリネズミをお迎えしたい!
という方は参考になると思います。
ヘタなイラストですみません
ハリネズミを上から見た図だと思ってください。
左と右の違い、おわかりいただけますでしょうか??
左のハリネズミはシュッとしているのに対し、
右のハリネズミは丸みを帯びたひょうたんのような形をしています
実は、このひょうたん体型こそが
健康なハリネズミの理想の体型の一つの指標になります。
左のハリネズミはおそらく、
離乳前に親から引き離されてしまったか、
あまり母乳をもらえずに育ってしまった個体です
対し、右のハリネズミは
しっかりとミルクをもらってすくすくと育っています
これが理想の体型と言われており、
私もハリネズミちゃんを見るときの一つの基準としています。
ペットショップに並ぶハリネズミちゃんの中にも
残念ながら離乳前に引き離されてしまった子がまだまだたくさんいる状態です。
小さいと可愛くて売れやすく、費用も抑えられるため
ご飯を食べれるようになってすぐ出荷してしまう業者もあります。
実際にいつ頃生まれたかはアバウトにしか店舗に伝わらないので
闇は晴れないままです。
私もおおきなペットショップで働いていた時は
こうした、もどかしい、悔しい思いを何度かしました。
私のお家で飼っている
芽ちゃんも実は左のハリネズミの体型でした
お店に入荷した時からご飯も自力で食べられず
風邪をひいて弱っていました。
初めて体重を計った時は78g
そのまま私が引き取り
病院へ。大事をとって入院しました。
残念ながらこう言った繁殖をなくすのは容易ではありません。
もし、左の体型のようなハリネズミちゃんを
お迎えした時にできることがあります。
猫用のフードなどで体重を上げてあげたり、
マズリにミルクを混ぜて茶こしでこしてペースト状にして
あげます。
そうして徐々にミルクを減らしていき、
完全にマズリフードに切り替えていきます。
うちのハリネズミもそのおかげか
今ではすっかり元気なひょうたん体型になってくれました。
普通の子より手がかかった分
ベタ慣れになってくれています
小さいハリネズミちゃんたちには何も罪はありません
お迎えした子がもし左の体型であったなら
まずはしっかりとご飯を食べられるようにしてあげてください
体重にそこまでこだわる必要はありません。
しっかりとご飯を食べ、ウンチもし、おしっこもしているようであれば体重が他の子より多少軽くてもそれが個体差というものです。
ハリネズミを飼った方で多いのが
体重にばかりとらわれてしまうことなので
一つ、覚えておいていただけると役に立つかもしれません。
大切なのは体型です
これからハリネズミを飼おう
と思っている方もこの理想の体型を一つ基準として
見てあげるといいかもしれません
ちょっと暗めな内容になってしまいましたが
マイナスの意味ではなく(全部、雨のせいだ)
参考になれば嬉しいです
店長 針山田