本会議の一般質問に続き、今日から委員会が開かれます。


今日は、私の所属する経済委員会の他

文教委員会と厚生委員会が開かれました。


経済委員会では、

付託議案となっている条例の改正や

ため池の整備工事、港の整備工事の減額更正の議案の審議。


その他、農政環境局では農林業センサスの結果の発表が、

商工観光局では、

兵庫県立大学の産学連携センター本部が神戸から姫路に移転すること、

緊急経済対策の推進状況、B1グランプリ、観光対策としての姫路城物語、

大天守修理見学施設「天空の白鷺」などのほか

昨日、亡くなってしまった姫路動物園のホッキョクグマのことについて報告がありました。


農林業センサスは、5年に1回農業林業について全国レベルで調査をしているものですが、

先日新聞紙上でも大きく取り上げられていました。


今日は、姫路市の状況が示されましたが、

全国平均、県平均に比べても

農業離れ、放棄田の拡大、農家の高齢化が激しくなっています。


年齢別の農業就業人口の状況では、

実に74.2%が65歳以上という結果に。

ちなみに、65歳以上の割合は国では、61.6%、県では68.4%となっており、

姫路市は高齢化がかなり進んでいることが分かります。


この結果をみると、改めて

後継者対策や優良な農業法人を増やすことなど

迅速な農業従事者対策が必要なことがわかります。


この分野については今回私も一般質問で触れましたが、

事態はかなり深刻です。

急がなければ、農地の荒廃、農村地域の衰退はますます進んでいきそうです。


頑張らなければいけません!!



商工観光局では、県立大学の産学連携センター本部が姫路にくることについて報告が。

ものづくりの拠点として建設中のものづくり大学がくることと合わせて

姫路が元気になる材料のひとつ。

是非、姫路駅周辺が整備される4、5年後には大学機能の中枢が姫路駅前に!

ということになってほしいと期待するところです。


また、来年11月12日(土)・13日(日)の両日開催予定の

B1グランブリin姫路について説明が。

先日、実行委員会が設立し、今後いろいろと詳細について検討されることになるが、

来場者が2日間で40万人とも50万人ともいわれるイベントだけに、

交通の課題やおもてなしがしっかりできるのかなど不安材料があるのも事実。


来年の5月にはプレイベントでシュミレーションをする予定になっていますが、

行政としてできるだけの対応をとる必要があります。


お城が改修中の今姫路を訪れる観光客に

姫路の魅力をしっかり伝え、感じていただかないと。。。


それと、、、

昨日亡くなったホッキョクグマ。。。

今日は、姫路動物園の園長も委員会に出席し、

これまでの苦労とホッキョクグマを育てる難しさを説明。


これまで日本で生まれたホッキョクグマ150頭のうち

無事に育ったのはのはわずかに20頭。


今回、ホルモンの検査等を毎週しながら妊娠、出産に至っただけでも

大きな成果のようです。


今回は大変悲しく、残念なことになりましたが、

来年以降、今回の経験がきっと活かされると。


悲しみを乗り越えて、来年以降に希望をつなげましょう。