今日、文教委員会が開催されました。
議案は、教職員の育休や超過勤務に関する条例の変更の他、
いくつかの小学校、中学校の耐震補強や大規模修繕、太陽光発電設備の設置などの契約、
糸引小学校、高浜小学校の増築の契約などが審議されました。
その他、報告事項として、
学力学習調査について、問題行動調査について、水族館の工事について、
小中一貫教育などについて報告を受け、審議をしました。
今年度から国の方針で全校実施から抽出校実施に変わった学力学習調査。
姫路市では市費を使って、独自に全校で調査を実施しており、その結果が9月頃に出る予定。
それを受け、学力向上委員会を外部の有識者を交えて立ち上げ、
姫路市の学力向上策をつくっていくことも報告されました。
また、登校拒否やいじめなどの
生徒の問題行動は平成19年と比べても市内で
大きく減少していることが報告されました。
これは、小中一貫教育に取り組むことを方向付けたことで、
各学校で子どもの育ちの連続性をしっかり見る体制が整ったことも
問題行動が減少したことの一つの要因のようです。
また、小中一貫については、
35中学校ブロック中32校区が小中一貫教育導入を決めていましたが、
5月までに残りの3校区でも小中一貫教育導入を決め、
来年度から全中学校区で小中一貫教育がスタートすることになりました。
豊富中学校区では、本年度から小中一貫教育の本格実施をスタートしましたが、
すでに、子どもたちにとってもいい効果がみられるようです。
今年4月にオープンした教育総合センターも順調なスタートをしたようですが、
今後の姫路市の子どもたちの育ちがさらによくなるように、さらにたゆまぬ努力が必要ですね。