昨日、今日と文教委員会が開催されました。


国の経済対策も含めて21年度事業で前倒しで

耐震工事等の学校施設の整備事業を進めていますので

来年度予算では今年度より若干少ない予算となっていますが、

それでも22年度も学校施設整備も順次進めていくことになります。


22年度終了時点で、耐震補強工事は87%の市内学校で完了することになり

これは他都市に比べても高いものとなっています。


そのほかの整備事業としては、

現在休館中の水族館の整備、鹿ヶ壺のキャンプ場整備や美術館の館内の整備などがあります。


小中一貫教育も35中学校区中32校区で取り組むことが決まっており、

今後各校区で順次準備を進めていくことになります。


1中学校に対し複数の小学校の地域では学校現場の先生方も

保護者の方々も地域の方々も不安を感じ、また負担感も感じておられるようです。


しかし、子どもたちのために協力して15歳の子どもたちの成長を目標に

取り組んでいただければ、きっといい結果があると信じています。


また、中学校給食についてはアンケートが実施され、

この結果に基づいて、今後の中学校給食を考えていくとのことでしたが、

アンケートの質問方法などアンケート手法と

アンケート結果に基づいて給食を変更していくときに

食育との関係で生徒の好きなものばかりを出すわけにはいかないという

ジレンマもあるようです。


中学校給食の大切さももちろん理解できるところですが、

多くの財源を投入しているだけに、

前進する抜本的な解決策が必要です。


やる気をもって取り組んでいかないといけないですね。


最後に、

文学館、図書館、科学館、美術館、書写の森美術工芸館など

姫路市には多くの文化施設があります。


20年度の決算審議の中で管理運営費、委託費について

改善するようにとの指摘がされました。


今回の予算に如何に反映されたか。。。


前向きに改善されている施設もありましたが、

もう少し考えられなかったのかと思う施設も。。。


市民の文化のための施設であれば

管理運営費で工夫して削減し、

その分を企画展など市民の方が望む展示に充てられることになり

それが本来の文化施設のあるべき姿だと思います。


常に、両方の視点をもった運営が必要といえます。