1月もはや10日が過ぎようとしています。
1月は「いく」、2月は「にげる」、3月は「さる」といって
昔から年が明けると1月はあっというまに過ぎ去っていくといわれていますが、
今年もあっというまにはや10日です。
北日本、日本海側は大変な降雪で、ここ数年でもない雪の量のところもあるようです。
姫路も正月前から厳しい冷え込みの日が多くなり、
体調を崩している方も多いようです。
新型インフルエンザはおさまりつつあるようですが、
これからも体調管理には十分気を付けてください。
体調管理といえば、これから受験シーズンを迎える受験生にとっては大切な時期。
本番に向け、必死で頑張っている受験生も多いはず。
今までの頑張りが無にならないよう、本番で十分な力が発揮できるよう
体調管理に気を付けてくださいね。
ところで、先日部屋の掃除をしていたら私が18年ほど前
受験生時代にお世話になった予備校の新聞がみつかりました。
この新聞は、その後の資格試験の受験の際にも、
苦しい時に読み励ましてもらったもの。
酒井先生という予備校の講師が、自身の受験生時代を
振り返りながら書かれたもので、その苦しさがよくわかり
それだけに、自分が落ち込んでおるときに奮い立たせてくれたのを覚えています。
その一節。
題~夢があるから 副題~人生苦しい時が登り坂
「夢があるから苦しみに耐えられる。
そう自分に言い聞かせて、苦しみを何度も乗り越えてきたような気がする。
(中略)
一月に入って体調を崩し、精神的にも辛かった。親とよくぶつかった。
今思えば母には本当に辛い思いをさせてしまった。
あのときの心の痛みと母への感謝の念は一生忘れられない。
人は決して一人では生きられないということを身にしみて学んだ。
一浪めも東大しか受けなかった。ずっしり重い不合格。
とにかく時間が全然足りなかった。
本郷からの帰りの坂道で自分が地にのめり込んでいくように感じた。
絶望とは死に至る病。キルケゴールに学んだことが痛いほどよくわかった。
そして、人生苦しい時が登り坂なのだということも実感した。
(中略)
受験は過酷だ。孤独で誠実な若者を生き埋めにしてしまう。
だが、挫けず夢に向かって君はたたかいぬいてほしい。
予備校での1年間は、僕に繰り返し戦う勇気と苦しいときにこそ
明るく誠実であるべきことを教えてくれた。
(後略)」
受験生の皆さん、大変苦しい時期だと思いますが、
夢に向かって最後まで諦めず、挫けず頑張ってください!!