2013年のAKB ⑨総選挙は恋愛禁止ルール撤廃への布石となる-2 | AKB48抒情詩~うたかたの夢~

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「2013年のAKB ⑨総選挙は恋愛禁止ルール撤廃の布石となる-1」の続き


2013年第5回AKB選抜総選挙が過去のものと違う点は

大きく分けて2つある。それは、「立候補制」と「OG参加制(条件付き」である。

この2つの制度には運営による幾つかの狙いがあると思われるが、

私が思う大きな狙いの2つを書いてみる。



狙い①投票券が付くCDの売上げを過去最高にして収益拡大

メンバーを立候補制にすることで「誰が参加するのか?」という関心をファンだけでなく、

一般層にも抱かせ、立候補受付期間内に立候補者が小出しに明らかになり、

その度に話題性を生まれてネットニュースになって、総選挙への広告・宣伝・CD販売促進に繋がる

(運営が言うようにメンバーの心的負担を考慮し、立候補制にしたという意味もある)

またOGを参加させることで参加するOGファンが投票券を得るためにお金を使うため、

収益拡大になる。それだけでなく、出馬・不出馬に拘らずOGファン全体にも関心を抱かせ、

総選挙への興味を持たせられる。


つまり、CDや関連商品の売上げ増加を狙って、総選挙参加者を増加させ、

興味を持たせるように立候補者を小出しに発表するようにした。



狙い②恋愛禁止ルール撤廃への布石作り

単刀直入に言えば、運営は恋愛スキャンダルが明らかになったメンバーを

総選挙に出させてファンの手で審判を下させたい。

スキャンダルに対する処罰を運営ではなく、ファンに総選挙で「YesかNO」を審判させたい。


各メンバーの恋愛スキャンダルは今後も多発すると予測でき、これらの処罰や処遇が難しいため、

運営は恋愛禁止ルールを撤廃したいと思われる。

(秋元Pが撤廃を含めた見直しが必要というような趣旨の発言をしている)


恋愛スキャンダルが発覚した場合、法を犯していない限り運営からの処罰はせず、

スキャンダルを黙殺する。そして、年に一度の総選挙でファンがメンバーに

直接目に見える形と数字でスキャンダルを含む1年間の活動に

審判を下させるようにしたいのだと思える。

総選挙と握手会を“審判と試練の場”にするつもりなのだろう。



もし脛に傷を持つメンバーが64位内に入れば運営は、

「大多数のファンはスキャンダルが発覚したメンバーを許し受け入れた!」という空気を作り出す。

そして、以下のように事態は推移していくと思われる。


「AKBを応援する大多数のファンは恋愛スキャンダルによる処罰を求めていない」

                   ↓↓↓

「恋愛禁止ルールに基づいて運営が処罰するのではなく、ファンの総意を総選挙で問えば良い」

                   ↓↓↓

「恋愛禁止ルールを無くし、総選挙で信任・不信任を審判を下せば良い」

                   ↓↓↓

「64位内に入れなかった場合、ファンからの不信任なのだから、猛省しなさい」と言う。



これらの流れを作るための“立候補制”と“OG参加制”でもある。

OG・現役を問わず、恋愛スキャンダルが発覚したメンバーが自ら立候補する。

恋愛スキャンダルによって処罰された脛に傷を持つOGも含むメンバーが

自ら立候補し投票してもらう。

(実際、有華やよねちゃんは不出馬だが、さっしー・みぃちゃん・なっちゃんは立候補した)


OG参加制は、運営が定めた恋愛禁止ルールに抵触する恋愛スキャンダル関連で

辞めたメンバーにチャンスを与える事でもあるが、特定メンバーへのファンの

審判・意識調査でもある。恋愛スキャンダルが露呈したOGをも参加させることで、

「運営ではなくファンによる審判の場」の意味合いを強くできる。


もし恋愛スキャンダルが露呈したことのあるメンバーが64位内に入れば、

「ファンの総意は○○を許した」→「なぜならば、許されていなければ64位内には入れないから」

という理論を運営は展開できる。運営は、恋愛禁止ルール撤廃のための理由・大義名分と

それに代わる審判の時と場を選抜総選挙に見出したと言える。



AKB総選挙には、「CDを多く売るためのイベント」や「年に一度のファン参加型のお祭り」、

「AKBシングル選抜の選別の場」などの意味だけでなく、「スキャンダルを持つメンバーへの審判の場」

という意味が加えられるだろう。


「順位争い」や「劇的な展開」、「各メンバーの物語」は総選挙の表の部分であり、
「恋愛禁止ルールの撤廃化」が後ろの部分で進行しているのが今年のAKB総選挙だ。



私の妄想にお付き合いして頂き、ありがとうございます。