沖縄の怒り、そして、うねり

それは、たった一行の言葉かも知れない。


だが、そのたった一行には、沖縄の人たちのプライドと、忘れ去ろうとした苦しみが凝縮されているのである。


ニュース番組のコメンテーターが言っていた。


｢　この問題は、沖縄の人たちの琴線に触れたのかも知れませんね　｣



馬鹿か っ　お前は？


何が琴線だ。



沖縄の人たちの逆鱗に触れてんだよ。


死者を冒涜することだけは、許せないって言ってんだよ。





１９４４年１０月１０日


太平洋戦争において、日本本土に先駆けて、アメリカ軍の沖縄空襲が開始された。


この時、那覇市内の実に９０％が壊滅した。


1945年４月１日

読谷村から上陸した55万人のアメリカ軍との壮絶なる地上戦が行われた。


首里城を拠点とした、日本軍は沖縄防衛隊を設置。


多くの沖縄の一般人も参加し、日本軍とともに戦い、多数の方が亡くなられた。



その数、実に２０万人。



戦況の悪化に伴い、日本軍は軍の暗黙の規律である｢　捕虜となるは、日本人の恥である。速やかに自決せよ　　｣を沖縄の方々にも強制した。(手榴弾を配布したとされている)






高校教科書検定で沖縄戦の｢集団自決｣に関する日本軍関与の記述から｢　日本軍の強制　｣が修正・削除されたことに対して怒りをあらわしているのである。


先日、この問題に対する反対集会が行われた。

集まった人は約11万人。


これだけの人々が許せないって言っているのだ。




オレは前から政府に言いたかったことがある。


「アンタラ　沖縄の人たちを軽んじているだろ？」

じゃなきゃ、基地問題にしても、アメリカ軍人による、女性暴行問題にしても、対応が悪すぎる。


沖縄が本土上陸を前にしたアメリカ軍と戦わなかったから、一体何十万人の犠牲者が増えたと思う？






歴史に嘘はいらない。


オレは真実が知りたい。



何より、亡くなった方を冒涜するのだけは、許せない。



それは韓国、中国の歴史捏造問題にしても同じだ。





そして、今日も、オレの暴走はつづく。

がおおおおおーー





追記。

沖縄という島は大変、美しい島です。

でも、その反面、とても悲しい思いをした島なのです。


少しは、その事を知って下さい。


何故なら、日本で唯一　地上戦を沖縄のため、ひいては日本の為に、戦った島なのだから・・・