最強最後の十年を望む -3ページ目

隠形滅心の法で場違いなカフェに潜む

到着してさあ行くぞと降りた駅前には、新一万円札の顔である、明治初期から活躍した実業家の名前が旗や看板であちこちに見られました。
 
あれ、そういう土地だったのか、時期的に混んでいるのかなと心配しましたが、そんなことはありません。
 

 
いつもの開店と同時に飛び込む方法で、無事に座ることができました。
 
但し、次々とお姉様方や奥様方の予約客が押し寄せ、瞬く間に満席となりました。
 
なるべくこのような人気店は避けるようにしているのですが、稀に周囲を女性で囲まれ、場違いな客として独りいたたまれなくなることがあります。
 
気配を消し、心の働きを断ち、居ても見えないようにする忍法、隠形滅心の法で対抗するしかありません。
 
 
食事にはたいへん満足したのですが、全く味気のない時間を過ごしました。
 
健康志向、地産地消、有機農法、無農薬などを志向し特徴とする店は、量が少なく必然的に男は敬遠することになり、なぜか室内はオシャレになってしまう傾向にあります。
 

 
上は別のイタリアレストランでゆっくりした時のかぼちゃ🎃プリンです。
 
街に根付いた良い雰囲気のお店でした。