【復活ライブ回顧②】・Ⅸ。 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【復活ライブ回顧②】・Ⅸ。

この日はもちろん【唯我独尊軍団】の主たるメンツは堂々の勢揃いであった。

単細胞リーダー以下、“頭髪の状態で呼ばれる男”、“某洋菓子チェーンのマスコット似の酒呑み女”、“ユニセックス戦闘隊長”“舎弟頭”等である。

ただ、“支部長”は不在であった。

さて、連中の回りの席はやはり敬遠されがちである。
但し事情を知らない者は「いい場所が」と思い座る。

しかし私を含めて忠告する者は居ない(笑)。

連中のペースに巻き込まれるのがオチである。

この日は女性アーティストの同期デビューの者たちもやって来ると女性アーティスト自らラジオで予告をしていた。

彼女たちは二階のボックス席の模様である。

共に現役ながら、彼女たちは歌より演技や司会が現在の主要な活躍の場である。

女性アーティストもこの後にテレビでレポーターやコメンテイターの仕事をしていたが、結局ハダが合わずにやめてしまった。

気質の違いといってしまえばそれまでだが、歌以外で売れたくないという姿勢はこの女性アーティストの特徴である。そこがまたウケている部分でもあるのだが。

次第に開演時刻が迫ってきた。

~続く