【イベント回顧⑮】・Ⅶ。 | 柴井 太朗の洋楽かれいどすこうぷ

【イベント回顧⑮】・Ⅶ。

初めの部分でも述べたようにこの女性アーティストが演じたキャラクターの楽曲は後任共々このライブへの参加を断ったがためにカットとなっていた。

もちろんそういう物足りないところはあったが、見慣れた役者が聴き慣れた楽曲を披露してくれそれはそれで充分に満足のいく中身であった。

終演後私はロビーに滞留して女性アーティストの姿を探していた。

すると見慣れたファン仲間の顔を見つけた。
二人居た。

共に〈唯我独尊軍団〉の“単細胞親分”のおメガネにはかなわずに排除されてしまった顔馴染みである。

一人はけっこう裏情報に強みのある男で、一時私設サイトの情報屋的存在でもあった。

もう一人は以前こちらで【盗撮・盗録の名人】としてご紹介したことがある職業不詳の人物。近年半行方不明状態の男だ。

連中も出待ちを考えていたようだが、私が来ていたのは計算外であったらしい。

結局話し込んでしまったために、この日の出待ちは失敗に終わってしまったのであった。

~この項・完。