『ぼくとポチのたんてい手帳』
きたやまようこ
『ぼくとポチのたんてい手帳』
個人的お気に入り度:★★★
昨日の『ぼくとポチのおかしな12人のともだち』に続いて、
『ぼくとポチ』シリーズの一冊。
あやしい森、あやしい海岸、あやしい林にあやしい道。
あやしいけれど、何も起こらない。
しかし何やらあやしい手がかりが出てきて、事件(?)が発生。
指名手配犯の描かれたポスターが張り出され、
ぼくとポチとは調査を開始する。
容疑者はくまだったり、タコだったり、かたつむりだったり。
くま用帽子やら何やら、その容疑者に合わせて7つ道具が
毎回ちがうのが楽しい。
調査結果も迷宮入りあり、冤罪ありとバラエティに富んでいる。
特徴や魅力を語るのが難しいが、
これもくり返しの妙が効いていて、面白い。
最近すっかりきたやまようこさんのファンになってしまった。
図書館に行くたびに一冊は手にしているかんじ。
じきにぜんぶ読んでしまいそう。
ああ、もったいない。
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