『死を食べる』
宮崎学『死を食べる』
個人的お気に入り度:★★★
動物たちの死体と、死体を食べる動物たちの写真集。
死から目を背けることなく、淡々と観察することで、
動物のことをよく知ろうという作者の姿勢に感心した。
たとえば交通事故で死んだキツネの体からまずダニがいなくなり、
ハエやハチに食べられ、腐敗して骨と皮になり、
土に還ろうとするまでを順に撮影したもの。
バッタやカエルの死骸をアリが土に埋める様子。
クジラの死体。
死体をついばむ鳥。
そして人間も別の動物の死を食べて生きているのだ。とつづく。
動物の「生」は動物の「死」によって支えられている。
そのことに思いをはせて、きょう新たな気持ちで食べ物に手を合わせる。
著者: 宮崎 学
タイトル: 死を食べる―アニマルアイズ・動物の目で環境を見る〈2〉
個人的お気に入り度:★★★
動物たちの死体と、死体を食べる動物たちの写真集。
死から目を背けることなく、淡々と観察することで、
動物のことをよく知ろうという作者の姿勢に感心した。
たとえば交通事故で死んだキツネの体からまずダニがいなくなり、
ハエやハチに食べられ、腐敗して骨と皮になり、
土に還ろうとするまでを順に撮影したもの。
バッタやカエルの死骸をアリが土に埋める様子。
クジラの死体。
死体をついばむ鳥。
そして人間も別の動物の死を食べて生きているのだ。とつづく。
動物の「生」は動物の「死」によって支えられている。
そのことに思いをはせて、きょう新たな気持ちで食べ物に手を合わせる。
著者: 宮崎 学
タイトル: 死を食べる―アニマルアイズ・動物の目で環境を見る〈2〉