今回は、お肌のための豆知識です。私の半生の裏づけのような内容です。
即効性がうれしい反面、常用すると副作用が怖い！
即効性はありがたいが...
「かゆくてたまらない！」そんな苦痛を和らげる意味では、ステロイド剤の使用はやむを得ませんが、よく効くからと常用するのは危険です。
ステロイド剤とは、抗炎症・抗アレルギー剤として皮膚科などで出される薬。副腎皮質ホルモン剤とも呼ばれるとおり、体内で分泌されるものと同じようなステロイドホルモンを含んでいます。
しかし、即効性があって重宝な反面、使い方を誤ると副作用に苦しみ、治療も長期にわたるなど、社会問題になっています。
副作用は、なぜ起きる？
副腎皮質ホルモン（ステロイド）はじめ、各種ホルモン、酵素などは、体の中で合成され、皮膚や諸器官に影響を及ぼして体調を整える働きがあります。
ところで、逆にそれらを外部から与え続けると、ホルモンバランスなどが乱れてしまいます。
体の危険を察した際に自動的に分泌されるべきものが、外から与え続けられたのでは、本来の分泌機能に狂いが生じるのも無理はありません。いずれにしても、専門医に相談し、長期間常用しないようにしましょう。
信じてください。あなたに本来備わっている自然治癒力。
便秘薬、頭痛薬などの常用にも要注意！薬品の乱用は、シミ、ニキビなどのトラブルの原因にもなります。お肌は "内臓の鏡" といわれます。体内の偏重を知らせる "信号" は、「顔」や「爪」に現れやすいもの。"信号" をキャッチしたら、あなた自身の自然回復力を損なわないケアをしましょう。
けっしてあきらめないで。ステロイド剤の副作用を断ち切り、きれいな素肌を取り戻された方がたくさんおられるのですから。
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