起こったしまった想定外の大地震。
当日は仕事で霞ヶ関にいた私はよりによって7センチヒール、それでもとにかく家に向かおうと歩き続けました。
日比谷公園はものすごい人でしたが私はさらに避難してくる人に逆行して公園を後にしました。
途中に大輝の職場があり、大輝のボロ自転車があることを思い出して、そこまで何とかたどり着きました。
一刻も早く小輝をお迎えに行きたかったのですが
大輝は自分の部下たちがみんな帰るめどがつくまで出れない、小輝は保育園で安全に預かってもらえてるから大丈夫だ、となかなか出ようとせず。
やっと職場を閉めた大輝と2人乗りして小輝のところに迎えに行けました。
電気もあり、テレビもあり、余震の不安はあるけど食べ物も何とかなり、家族の無事が確認できる。そんな当たり前のことがこれほどありがたいことだと思ったことはありませんでした…。
阪神でも被災している私。
命以外のすべてを失う、いや命さえも失う思いをしたあの経験と見ず知らずの人たちに助けてもらった感謝、次はこの未曾有の被害に微力ながら何か力になりたい、そんな思いです。
まずは近所のママ友たちに呼び掛け、ミルクやベビーフード、洋服などを集めて送ろうという話をしています。
もちろんちゃんと、必要なものを必要な人に届けるための準備をしなければなりませんが。
しかし都内でもミルクやベビーフード、オムツが恐るべきスピードで売り切れてます。
自分たちの在庫ももちろん必要だけど、今すぐにでも必要としている被災地の皆さんに何とか届けられたら…