ここはパリ近郊の庭園美術館。
この日本庭園も庭園内にある。
世界各国の庭を一堂に見る事が出来る。
この庭園を造った方は世界の和解を望んで、
自分の土地・財産を捧げたという。
ここにいると、時間が経つのも忘れてしまいそうな
くらいのんびりとしてしまう。
様々な庭園を周り、各国の庭園を楽しんだ後、
日の当たる場所を探し、ベンチに座る。
何とも幸せ。
寝転がりながら本を読む人、絵画制作をしている人・・・
思い思いに人々は気に入った場所でこの庭園を満喫している。
そんな中でも、やはり落ち着いてしまうのが日本庭園。
「ここは日本?」
と思うほど、穏やかな空気を感じる。
日本庭園の中でベンチに座り、小さな川の水のせせらぎを聞きながらのんびり。
日本気分を満喫しつつ、ふと見るとまわりは外国人の方ばかり。
もちろん私もそのうちの一人なんだけれど(笑)
自然の中にいるとみんな穏やか。
人種などもはや何の関係もない、自然を感じるものは皆同じ。
とても和やかな気持ちで庭園を後にした。
「この庭園を作られた方の意図を私にも感じる事が出来たかな。」
14,Rue du Port 92100
Les Jardin du Musee Albert-Kahn