L'Ecume des Jours Ⅱ
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L'Ecume des Jours



朝ごはんをたべる。
コーヒーをのむ。
クルマを運転する。
電話をかける。
少し眠くなる。
少し怒る。
とても怒る。
苦笑いする。
テキストをうつ。
傘をさす。
靴をみがく。
ビールをのむ。
ネクタイをむすぶ。
絶望する。
とても絶望する。
海沿いをあるく。
朝寝坊をする。
犬をあらう。
通りのネコにえさをやる。
シャツにアイロンかける。
干物をやく。(焦がさないように)
ipodをきく。
女と食事する。

ラジオをきく。
洗車をする。
昔をおもう。
もっと昔をおもう。
泣く。
バスにのる。
昼寝する。
小説をよむ。
映画をみる。
サングラスをかける。
お葬式にいく。
図書館にいく。
ひとりで食事する。
うそをつく。
電話にでない。
腕時計をはずす。
下校時の中学生たちをながめる。
三分だけ新聞をよむ。
古書店にいく。
葉巻をすう。
L'Ecume des Jours

ギャツビー再訪

大学時代の英語のテキストが「バビロン再訪」であったのを想いだした。
映画では「雨の朝パリに死す」なんてセンチメントな邦題が付いていた。
言うまでも無くフィッジェラルドの作品であり、小品なので教科書向きではあったのだろう。
ワタシは特にフィッジェラルドに魅せられた方ではなかったが、ウチの英米文学科に於いては人気作家だった。
だがフィッジェラルドの映画化となれば、これしかないだろう「華麗なるギャツビー」
1974年のロバート・レッドフォード&ミア・ファーロー版が強烈でもあったが、昨年発表されたのがデカプリオ版のギャツビー。



こちらがレッドフォード版だ。(編集ヘタで音悪いのは素人の投稿だから、容赦)
ところで本作により飛躍的に知名度を挙げ、世界的ブランドに発展させた男がいる。
衣装担当のラルフ・ローレンだ。
映画で一躍世界的ブランドに名を馳せたデザイナーはジョルジュ・アルマーニもそうで彼の作品は「アメリカンジゴロ」で花咲いたとも言える。



で、デカプリオ版は衣装がなんとブルックス・ブラザーズ。
先祖帰りと言うのか、因果は巡る(違うな)いや、かってのラルフ・ローレンはブルックス・ブラザーズの店員なのは誰でも知ってることであるが、本家登場によるこの作品は正に当時1920年代には既に服を販売していた(ブルックスは1818年創業)のだから膨大なアーカイブスから再現することは容易であり、現行のブルックスコレクションにもいい意味でアメリカンクラシックの再興になれば慶賀なり。
日本ではこの夏公開されるギャツビーだが内容は…
ま、豪華絢爛ですぜご同輩。

春のレイラ プチ祭り

1995年から2005年にかけてNHK教育とBSでハッチポッチステーションと言う「子供向け番組」があったそうで、知らなかったのだが放映時間が夕方5時から6時であったので、そら気が付かなかったのも無理は無いと自分を説得する。
twitterで教えてもらっただが、いやこのグッチ裕三とパペットのバンドが毎回織成す数多のロックの古典をパロディと呼ぶには軽すぎる、パスティーシュにまで高めている、と敢えて言わせていただこう。


あのレイラはこんな仕上がり具合。
クラプトンを演じるグッチ裕三の持つ愛器ストラトブラッキーのヘッドに挿した禁煙マークは、当時のニコチン中道であった彼が演奏中吸いさしのタバコを引っ掛けていた事に準じる小笑い。
それにしても当時の子供達は殆どオリジナルを知らないワケで、この面白さは後年ロックに興味が出た頃に理解出来る、グッチ10年殺し。
で、子供番組史上最大の視聴率をマークしていたらしい。



そんなこんなでレイラを巡る旅、ずっと探していたのがこれ。
初演はバブルの頃の恐らくフジTVだったと思う。
リアルタイムで観ていたのだよ、あまりに可笑しくて腸捻転一歩手前になりかけた。
後年(と言っても2年程前?)に桑田の番組「音楽寅さん」で再演されたものが本作。
お花見で誰かこれやらないか。
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