劇団バッコスの祭 解散のごあいさつ。 | 辻明佳のナイフとフォーク

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はい。

というわけで、本日の初日をごらんいただいたお客様には主宰からお知らせがありましたが、

劇団バッコスの祭は次回8/31~9/4『水質調査官』をもちまして解散いたします。
充電期間とか、活動休止とかではなく、「解散」です。

お世話になった方々にもこんなかたちで発表になってしまい、申し訳ありません。

解散にあたり、主宰であり作・演出の森山智仁から
本日劇場でお配りしたごあいさつ文を全文引用させていただきます。

以下、引用
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劇団バッコスの祭の解散について


今回の作品の舞台となった古代ローマの円形闘技場「コロッセオ」は、
約50000人を収容できたと言われています。

私たちは今から14年前、100人も入らない小さな劇場で旗揚げしました。
この「あうるすぽっと」は300人入れます。
こんな立派な劇場で公演を打つのは、旗揚げ当初からすれば夢のようなことなのですが、劇団としての目標はあくまでももっと上でした。

演劇集団キャラメルボックスさんは、結成から13年で、1公演の動員数が40000人を突破したそうです。
コロッセオがほぼ埋まる数字です。
私たちもそんな風になりたかったのですが、ここ数年は1公演の動員数が1000人前後で伸び悩んでおり、予算など様々な状況を考え合わせ、もうここが限界だと判断しました。

今日足を運んでくださった皆さんをはじめ、応援してくださる方々、支えてくださる方々も決して少なくないということは重々承知しており、また、心から感謝しています。
作品への自信も失っていません。
ただ、圧倒的多数を動員できないなら、潔くスパッと諦めようということです。

解散公演『水質調査官』に対しては、非常に前向きな気持ちです。
架空の小さな島を舞台に、”世界”の縮図を表現します。
劇団バッコスの祭の集大成、ぜひ見届けにいらしてください。

本日は本当にありがとうございました。

                主宰 森山智仁

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以上、引用終わり


というわけで、劇団員の今後についてはいろいろと未定ですが、
とりあえずみんな前を向いていることはたしかです!

落ち着いたらまたいろいろしんみりしたことも書くかもですが、
今後とも、なにとぞよろしくお願いいたします!

とりあえず、『水質調査官』はかなり落ち着いた演目になりそうなので、
バッコスのアクションエンターテインメントが観られるのはもう、ほんと、これっきり!

是非是非皆さん、見届けにいらしてください!
辻がこんなに汗かく舞台も、辻がこんなに足出す舞台ももうないかもしれない!!!
冗談ぬきで!!

とりま、まだまだ実感わかなくてしんみりする暇もございませんが、
とにかくあと5ステージかけぬけます!

応援よろしくお願いいたします!!