今回紹介する作品は、2015年オーストラリア、アメリカ制作のサスペンス・ドラマです。
アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領が再選を目指していた2004年、放送局CBSのプロデューサー、メアリー・メイプス（ケイト・ブランシェット）はダン・ラザー（ロバート・レッドフォード）が司会を務める報道番組で、ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑をスクープする。それはアメリカで大反響を呼ぶが、後に証拠は偽造されたものだとブロガーが指摘したことから、メアリーやダンら番組スタッフは世間から猛烈な批判を浴び……。
名優ケイト・ブランシェット＆ロバート・レッドフォードの演技に魅了された。
前半は“ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑”を大スクープしたイケイケの「60ミニッツ」チームを描く。ところが一転 後半ではスクープの証拠とされた資料の信憑性が疑われ大バッシングされる「60ミニッツ」チームを描く。結局ブッシュ陣営にガセネタを掴まされたって事なんだろうけど、その辺は曖昧で詳しくは描かれていない。あと肝心の“ブッシュ大統領の軍歴詐称疑惑”も闇の中で結局何も解決しないまま終わる。なんともスッキリしない映画なのだ。見所はケイト・ブランシェット＆ロバート・レッドフォードの演技に尽きる。ドラマ好きなら観てもイイかもね。
ストーリー ★★★
喜怒哀楽が見事なケイト ★★★★★
曖昧なラスト ★★