「エクソシスト 祓魔師」 | ハーコン博士の映写室。

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 - 博士が静止する日 -


ハーコン博士の映写室。-エクソシスト祓魔師 今回紹介する作品は、2011年日本制作のJ・ホラーです。


監督・脚色は、寺内康太郎監督。

出演は、鈴木聖奈、大田玲穂奈、森田美恵、馬場泰範、菊池健一郎、ユキリョウイチ。


この作品は、日本版「エクソシスト」悪魔vs神父なんだって…

なんか面白そうだよね^^


それでは観ましょう、DVDをセット。


■□■□■ ストーリー □■□■□

リサに突然異変が現れたのは、彼女が20歳を迎えた時だった。

発する声は邪悪な響きを帯び、形相も怪異なものに豹変、荒々しい言動は日を追って激しくなっていった。

「憑衣障害」と診断され精神科での治療を続けていたが、状況は悪化し続け、ついには医者からも見放されてしまう。

娘の行状が日増しに酷くなっていくことに苦しむ素子は、神父ハンス・クライバーに救いを求めた。

リサの言動から悪魔が取り憑いたとしか思えないハンスは、早速、悪魔祓いの儀式を開始する。

すると、リサの身体に乗り移った悪魔が現れ、壮絶な戦いが始まる・・・。


■□■□■ 感想 □■□■□

なかなか真面目に製作した作品で好感をもてるが、怖さはイマイチ。


話は単純で、悪魔に取り憑かれた20歳の女性リサと神父の戦いを描いた作品。


面白いのは“霊”ではなくて“悪魔”ってところ。

そして何故彼女が悪魔に取り憑かれたのか?ってところなのだが…

原因はある男の説明で分かったが、全てセリフ処理されていて実に浅くて面白味がない。

この辺をもう少し しっかり描けてたら間延びせずに楽しめたと思う。


で、悪魔が度々正体を現すシーンがあるのだが、そこはCGを駆使した映像で意外と良い出来。

そんなシーンも残念ながら怖くはないが、取り憑かれた女性役 鈴木聖奈さんの演技に迫力が有り良かった。

あと、母親役の女優さんも徐々に疲れ果てていく様子を表現できていて良かったと思う。


そしてラスト。

どのようにして“悪魔”を追い払うのか?ここが“霊”ではなく“悪魔”ならではの面白さかな?


話自体は一本調子で途中 中だるみするが、暇つぶしにはなった。

最近の“都市伝説”や“オムニバス・ホラー”のJ・ホラーに飽きた人は、たまにはこういうホラーも観てみては?

ただ、全然怖くないけどね。


ストーリーハロウィンハロウィン

恐怖… ハロウィンハロウィン

憑かれた女性 鈴木聖奈さんハロウィンハロウィンハロウィン