「テシス 次に私が殺される」 | ハーコン博士の映写室。

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 - 博士が静止する日 -


ハーコン博士の映写室。-テシス 次に私が殺される 今回紹介する作品は、1995年スペイン制作のサスペンス・スリラーです。


原題は「TESIS」。

脚本、音楽、監督は、アレハンドロ・アメナーバル監督。

出演は、アナ・トレント、フェレ・マルティネス、エドゥアルド・ノリエガ。


監督は、「アザーズ」、「海を飛ぶ夢」でお馴染みのアレハンドロ・アメナーバル監督で、その監督の長編映画デビュー作が、この作品。

しかも23歳の時に撮った作品なんだって…凄いね。


それでは観ましょう、DVDをセット。


■□■□■ ストーリー □■□■□

「映像における暴力」というテーマで卒業論文に取り組む女子大生アンヘラ に暴力的な映像の入手を依頼された担当教授は、翌日死体となって発見された。

アンヘラは現場に残されていたビデオテープを持ち出すが、そこに映し出さ れていたのは、数年前に行方不明になった同級生の殺人現場を収めた残酷なスナッフ・ムービーだった…。


■□■□■ 感想 □■□■□

へ~なかなかスリリングで面白かったな^^

この作品が、23歳の時に撮った作品とは…やっぱ凄い。

その後の活躍もうなずける。


話は、「映像における暴力」をテーマに論文を書く主人公アンヘラ。

彼女の担当教授がアンヘラに頼まれていた“暴力的な映像”を入手するが、教授は何者かに殺される。

そして殺人現場には“スナッフ・ムービー”が収録されたビデオテープだけが残されていた。

そのビデオテープを入手したアンヘラはその後、何者かに命を狙われる…

また、アンヘラも黙ってはいられない、事件の真相を探るべく犯人捜しに没頭する…って、話。


テーマの「映像における暴力」がなかなか重く緊張感があるが、映像的にはそれ程グロやエグイ映像はない

寸止め映像。

それでもある一定の緊張感を保ったまま観れる。

また、主人公の周りには常に怪しい人影や人物が付きまといドキドキする。


しかし、途中チョッとだるい展開があったのと、クライマックスが意外と普通だったのは残念かな…

裏の裏をかいて表になっちゃった…みたいな。


テーマのわりには意外と大人しめな映像。

しかし、作品全体を包む緊張感はなかなかで、スリルのある作品に仕上がっていると思います。

古い作品ではあるが暗いサスペンスが好みの方にはオススメです。


ストーリーハロウィンハロウィンハロウィン

スリル… ハロウィンハロウィンハロウィンハロウィン

色気が足りない主人公アンヘラ役のアナ・トレントハロウィンハロウィンハロウィンハロウィン