誰彼構わず まず良い顔して 悪い隠して
格下 馬鹿ばかりだと ここぞとばかりに言い訳ばかりで
捗々しいとは程遠くて 辿々しいほど覚束なくて
ほら見ろ堪らず枕を濡らして
夜更けに藻掻けども もう盲目なモルモットの妄想の様
「ああもう」世に喚けども 目下まあ足掻かずして渡れず
削れる神経 さらに擦り減らし 消しかす益々増やしてみるが
よく見りゃ誰もが精一杯で 見ちゃいない
ありったけ まだ出し切ってなくて
借りっぱなしのモノ無くしちゃって
下ばっか見たって何処にも無いんだ
前を向け
盃にも注がず 逆様にもなれず
先々を避けるため 酒飲んで酩酊
メーデーメーデー叫んでも駄目で
掠れりゃまた飲んで 醒めりゃまた不安定
何てつまんねぇ なけなしも無ぇマネー
脳まで真似で 自分なんて無くて
斯くして楽して 重い荷物託して
紛いもの腐ってきて
間違いばかりだと思い知って
苛立ってたって時ばっか経って
明後日だってどうせ変わってなくて
なんて言ってたって意味なんか無いんだ
前を向け
生きている為にこう不幸なのか 何でもかんでも考えず
こうなる為にはどう生きるのか 何度も何度も考える