院長 小橋です。
昨日は本格的な降雪で、朝起きたら窓の外が真っ白でびっくりしました。
はじめは外をよく見ておらず、「あれ~、すごい濃霧だなぁ(海の近くに住んでいるので、時々霧が濃かったりするんですよね。)。でもなんか寒い。。。」とのんきに思っておりました。
そして朝のバタバタの中、子供を送り出す際によく見ると、まぁ、すごい雪!
私も昨日は、とある高周波機器を見に行くために外出する予定だったので、ちょっと憂鬱に、、、
が、そんな中、めげずに行ってまいりました。
当院でレギュラーメニューになっている、サーモシェイプとタイタン。
この2つは、たるみ治療のパイオニアで、とくにブームが過ぎたら廃れる治療とはならず、定着しているものです。
サーモシェイプのように深部温をあげる治療は、現在では複合的にキャビテーション(超音波)や筋膜のタイトニング(低周波でひきしめる)を同時に行うことで、脂肪層のタイトニング以外の効果も持たせて、より結果を追求する方向へと発展しています。
やはり、深部温をあげるだけでは、効果の持続時間が短かったりしますので、少しでも安定した結果を出すために進化したと思われます。
また、タイタンは、表層の温度、皮膚自体に蓄熱して、皮膚の収縮の効率を追求するながれです。タイタン系のものは、痛みがない範囲で行う分、複数回の治療で徐々にコラーゲンの増加と収縮を促すタイプです。
サーマクールは、疼痛は伴うが、1度で行える収縮を大きくするタイプですね。
最近は、筋膜をターゲットにして深部からしっかりひきあげるという機械が普及しつつあります。痛みや体感は「サーマクール筋膜版」という感覚で、かなり痛いですが効果実感はかなり高いです。
正直、麻酔が必要です。
さて、昨日は痛みが少ないタイプの当院のサーモシェイプが進化したようなタイプ(タイタンとは異なるメーカーの機種です。)を体験してみました。
感覚的には、高周波の熱のみにたよらなくても、低周波の電気的刺激による筋膜の引き上げも起こるものなので、熱により「あつっ!!」となることもなく、不快感が少ない治療です。
今までもIPLなど多少の疼痛を伴う治療を受けなれている方であれば「こんなんで、効いてるの?」と思うくらいの刺激の少なさで、2回目の治療なら寝てしまうくらいです。しかし私自身は、施術前に期待していた以上に直後の効果実感はありましたね。
治療前はこちら。フェイスラインに注目。
頬骨から下のフェイスラインがすっきりしました。
写真よりも、実物のほうが、術前後の差がわかりやすいのが残念ですが、
高周波の熱で脂肪層のむくみも引くことでの効果以上の、見た目が引きあがる感覚はありました。
なにより、リフトアップの効果はイデバエもかなり強力なのですが、痛みがほとんどない中でこの結果というのは健闘している機種だと思いました。
治療前に思っていた以上の効果実感だったので、サーモシェイプに寿命がきたときに交換するならば、いろんな選択肢がある時代だなぁと実感いたしました。
当院での導入予定は今のところないのですが、今は一度に複合的な作用を持たせた機種が出てきているので、進歩を感じる一日でした。