時間も忘れる?位のパズルゲーム。

こちらをご紹介。

1988年12月22日発売 BPS 4900円 (落ち物パズル)

「テトリス(BPS版)」

 

「ノンストップ テトリス。」

「このおもしろさはキミをトリコにしちゃうぞ。」

外箱の裏面のキャッチフレーズでしたが…。(笑)

テトリスは最も有名な落ちものパズルゲームですね。

一番有名なのが「ゲームボーイ版」のテトリスでしょうか。

実はその前に販売されていたのがこの「BPS版」です。

ステージは9まで、クリアーするとラウンドが1つ上がる仕組みです。

ゲームボーイ版ではミスすればすぐゲームオーバーだけど

BPS版では「LIVES」として3回までミスが許されます。

「LINES」のカウントが0になれば1ステージクリアー。

クリアーする度にスコアが集計されます。

それともう一つステージクリアーごとに

積んだブロックはリセットされます。

ゲームボーイ版では一定を超えると徐々に

スピードアップして行く仕様でしたね。

ステージ9までクリアーするとここでデモシーンが

コミカルな動きをしてくれる3人が登場。

そしてラウンドが上がり、

スピードアップと同時に邪魔ブロックが登場します。

「テトリスフラッシュ」や「ドクターマリオ」みたいな感じですね。(^▽^;)

違いはあれど確かにテトリスだけど…。

なぜゲームボーイ版が大ヒットしたのにこのファミコン版が

影が薄いのか…一番は「操作性」の違いでしょう。

 

ゲームボーイ版をプレイしたことがある方は

他のシリーズでもある程度操作性が予測できると思うけど

「十字キーで移動と落下速度を上げる」「ボタンで回転」

と言うように後期に連れて統一してきてると思うけど、

…この家庭用機初の「BPS版」は別物です。

十字キーの「↓」を回転として、「A」ボタンで一瞬で落とす

調整するにはブロックが落ちてくるのを待たなければならない

…今までのテトリスに触れた人は

まずプチパニックを起こす仕様。。(;´∀`)

 

元々パソコン経由でのファミコンソフトへとなったようで

パソコンのカーソルキーの「↓」を回転として、

いたためそのまま準じての仕様のようです。

 

でも後のシリーズでは操作性が見直されて

現在の形に落ち着いた感じですね。

…まず慣れないし今やっても違和感ありすぎて。(汗)

操作性を除けばいつものテトリスでBGMも中々良いですが。

 

ちなみにこの「テトリス」には「初期版」と「後期版」が

存在していて、後期版には「2版」とラベルの隅に書いて

あります。今回紹介してる写真は「後期版」です。

…では何が違うのかと言うと、ゲームを起動した時に

社名の後にメッセージが表示されるんですが

「後期版」は短くなってます。そしてもう一つは

タイトル画面のBGM。同じ曲だけど

少しイントネーションが変わってアレンジされてます。

初期版は「元気な感じ」なら後期版は「悲哀感」があって

…はっきり言って全然違います。(´▽`*)

ぜひ興味があれば比べてみると良いかも。

 

 

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