かなり遅くなってしまいましたが、先週2戦目を走ったガナッシュの近況です
10/9/22
山元TC
22日に山元トレセンへリフレッシュ放牧に出ました。
「レース後の様子を見ていても、フーフー言うことなくケロッとしていましたし、やはり全力で走っていませんね。いい位置につけているのに鞍上が仕掛けていってもグッとハミを取って進んでいこうとしていませんし、自分から走るのをやめてしまっている感じです。生ズルいところがあるのか、稽古のいい走りをレースではまったく見せていません。期待しているだけに2戦ともいい走りをお見せできなくて大変申し訳ありません。今回は50%も力を出せていないと思いますし、程よい刺激を与えながら本当の走りを競馬で繰り出せるようにしていきたいです。レース後、ソエなどが出るようなこともありませんし、目立った疲れを見せることもありません。しかし、現状の流れを変えるためにも放牧に出します。環境を変えることで刺激になる部分もあるでしょうし、山元トレセンのスタッフと一緒になって良化を促していくことにします」(田村師)
10/9/19
田村厩舎
19日の中山競馬ではスタートから押していくも中団からの競馬。3コーナーで外の馬を気にしたのかハミを抜いてしまい、最後も脚を使うことができず13着。
「前回のレースが前半から無理をしていなかったので、今回はスタートから積極的に押して行きました。中団のポジションまで行くことはできましたが、周りの馬に気を使って、みずからハミを取ったかと思ったら、抜いたりを繰り返してレースに集中していませんね。勝負どころで行く気になったときに行かせてもよかたのですが、前に4頭が並んでいる状態でさらに外を回ってはきついと思ったので無理をしませんでした。そのうちに外からこられてやる気をなくしてしまったようです。まだ体も幼いですし、時間をかけながらよくして行った方がよさそうです。ブリンカーなどの馬具を使ってみるのもいいと思います」(中舘騎手)
「どうも気持ちの入りが悪いようですね。前走もふわふわしてギアが抜けてしまうようなところがあったので、ジョッキーにもしっかり追っつけてもらうように伝えていたし、意識して乗ってくれているんですけどね。調教の動きではすでに勝ちあがっている2歳馬と比べても遜色はありませんし、馬体にも悪いところはありません。このまま変な負けグセがついてしまうことは避けたいので、次はブリンカーや、極端な戦法を使うなどしてなんとか変わり身を促したいですね」(田村師)
レース後すぐに息が入っていたように、レースに集中しきれないまま回ってきただけの競馬になってしまいました。いったん22日に山元トレセンへ放牧に出る予定ですが、現時点では気持ちの面での課題が大きい馬ですので、調整方法を工夫して何とかレースで能力を出せるように取り組んでいきたいと思います。
10/9/16
田村厩舎
「当初は牝馬限定戦を第一に考えていたのですが、水曜日の想定を見ると除外になる可能性がありました。新聞社の話だと強い馬もいそうとのことで、牝馬を予定していた馬たちが一般戦に回っていて日曜日の1600mの状況は当初より牝馬の割合が増える形になりました。1頭だけ牝馬となるとまわりが牡馬だらけで可哀想な気もしますが、そうではありませんし、日曜日へ向かうことにします。北村ジョッキーは乗れませんが、テンからしっかりと出していって前走と違う競馬ができそうな中舘ジョッキーを押さえられたことも大きいですね。楽しみにしています」(田村師)
19日の中山競馬(2歳未勝利・芝1600m)に中舘騎手で出走いたします。
10/9/15
田村厩舎
15日は美浦坂路で追い切りました(54秒1-39秒7-26秒1-13秒1)。
「一度競馬を使っている馬ですから体調をしっかりとキープすることを第一に考えた調整を行っています。先週ポリトラックで長めから適度な負荷をかけていますし、今週は速いところをビッシリとやるのではなく、心肺機能を維持し、ムダにテンションをあげすぎないような調整を施しました。坂路を登る脚取りも軽快ですし、手ごたえはまずまずです。これでいいと思いますよ。権利がないだけに蓋を開けてみないとわからないところはありますが、もし入るようならば予定どおり牝馬限定戦を第一に考えたいと思っています。前走は初めての競馬でうまく走りきれなかったところがありましたので、最低でもそのあたりの走りの内容が良化してほしいですね。もちろん能力的にはガラッと変わってもおかしくない馬だと思っていますから、楽しみにしています」(田村師)
出馬状況次第で変更になる可能性はありますが、18日の中山競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1600m)に北村宏騎手で出走を予定しています。
10/9/8
田村厩舎
8日は美浦南Pコースで追い切りました(69秒1-54秒2-40秒3-13秒5)。
「この中間は大きめのところを乗って、今朝はポリトラックで少し時計になるところを行いました。一度仕上げている馬ですし、牝馬ですから状態をキープできれば大丈夫でしょう。カイバもしっかり食べていて調子はいいので、状況を見て問題なければ予定どおり来週のレースへ向かうつもりですよ。いちおう牝馬限定戦が第一候補ですが、メンバー次第では他の番組も考えることになるかもしれません」(田村師)
今のところ18日の中山競馬(2歳未勝利・牝馬限定・芝1600m)に出走を予定しています。
※キャロットクラブ様のご好意により転載許可を頂いております
2戦目はマイルへの距離延長、一度使った上積み、鞍上交代と、
好走への条件が揃っていたと思うのですが、今回もその力を出し切ることはできませんでした
気持ちがまだ競馬に向かっていないような気もしますので、一旦立て直してからですね