知多半島の新酒の出来栄えを調べる「きき酒研究会」(半田酒造協同組合主催)が7日、
半田市の半田商工会議所で開かれた。神谷昌宏・名古屋国税局鑑定官室長ら審査員
4人が組合所属の六つの蔵元の新酒計64点を口に含んで審査した。
神谷室長は「香り高く芳醇(ほうじゅん)で、きれいなすっとした美人のような味に
仕上がっている。昨夏の酷暑で米の出来が心配されたが、仕込み時期が寒かったことも
幸いし、いい出来栄えになっている」と講評した。
審査の後、組合員や杜氏(とうじ)が、各蔵の新酒を味わった。県内で新酒きき酒を
行っているのは半田地区だけという
六つの蔵元