危険な高血圧の合併症 | 薬なしで高血圧・糖尿病を改善する方法

薬なしで高血圧・糖尿病を改善する方法

現在 高血圧、糖尿病でお悩みの方、もしくは予備軍の方のために、正しい知識・対策を発信していきます。


高血圧という病気において、怖いのはやはり合併症です。
合併症には様々なものがありますが、共通点は「すべて命に関わる危険な病気」ということです。

そこで今回は高血圧によって引き起こされる危険な病気について紹介していこうと思います。




■生活習慣(糖尿)病
実は生活習慣病というのは高血圧が原因で発症する病気ではありません。
しかし高血圧になってしまうと、併発する確率が通常の2~3倍も上昇してしまうという、驚異のデータが出ているのです。

生活習慣病はそのまま放置していると、網膜や腎臓、神経など、様々な箇所に弊害をもたらします。
血糖値が高くなることに伴って、良くない血液が体内に流れ続けるためです。

さらに、血糖値が高いまま高血圧の状態でいると、互いの病気をますます加速させてしまいます。
結果として心筋梗塞や脳梗塞などの血管障害に陥るリスクが高くなってしまうのです。

高血圧だと診断された場合は、同時に生活習慣病にならないように予防していくことが、とても大切なのです。

■腎障害
腎臓というのは、人間の身体の中でもとても重要な臓器です。
腎臓は、心臓や胃、腸などとは違って食べ物を消化するのに利用されないので、
「いったい何のためにある内臓なの?」
と思っている人も少なくありません。
しかし、腎臓は身体の体液量やイオンバランスを調整する、という大事な役目があり、他にも身体が欲しているミネラルを取り込むといった、人が生きていくうえで欠かせない機能を担っている重要な臓器なのです。

そのため腎臓が悪くなってしまうと、身体の一部がむくんだり、ひどい疲れやめまいを起こしたりなど、いろいろな弊害を引き起こす要因になってしまいます。

また、高血圧になると動脈硬化を引き起こします。
これが腎臓にまで影響が及ぶと、機能が低下してしまう「腎障害」または「腎硬化症」と呼ばれる病気になります。

厄介なのは、この腎障害の進行というのは、非常に遅くて発見されにくいということです。
気が付いたときには、腎不全になるまで症状が悪化していて、身体がむくむ、なんだかだるい、食欲がないなどの症状が出てくるようになってしまうのです。