ステージ4直腸癌との戦い -7ページ目

ステージ4直腸癌との戦い

この2年で(直腸、肝臓、肺)5度の手術。化学療法、放射線治療と頑張ってきたけど経過検査で肺と肝臓に転移が見つかり、手術を検討したが右肺半分切除してるので手術は出来ないらしい。薬を変えて化学療法の再開。これからの癌との闘いと、これまでの経過を書いていきます。

月曜日は抗がん剤の日だ。もう二週間たつのか。早いな。ゆうつだなー❗

ステージ4の宣告はこたえた❗5年生存率の低さ(怖かったけどググってみた)。東京オリンピック見れるかなー。

奥さんは「ステージ4でもあなたの場合転移も1ヶ所で、手術が出来て根治の可能性があるから大丈夫よ」と励ましてくれる。
たしかに。でも5年生存率が気になる。


いよいよ手術の日だ❗昼からの手術らしい。妹、息子、娘、息子嫁、孫、義理妹、義理妹婿が来てくれた。なんか嬉しい。
下剤、浣腸で綺麗にして準備してたら、なんと前の手術がキャンセルになったらしい。朝一の手術だ。おいおい心の準備が出来てないが❗急にドキドキしたきた❗あわただしく血栓防止のストッキングを履き、手術着に着替えた。なんか変。

準備が出来たとの連絡で、いざ出陣!
見送りは病棟のエレベーターまでらしい。
エレベーターの前でみんなに励まされエレベーターに乗り込む。涙が込み上げてくる。怖い❗家に帰りたい❗

手術室まで結構歩いた。このへんから頭がぼーっと。ドキドキが押さえられない。やっと到着。驚いた❗手術室がずらっと10室以上並んでいる。まるで火葬場の釜の扉が並んでいるようだ。ドキドキがマックス❗扉の前で最終チェック。
案内され中に入る。案外小さい。軽音楽が流れている。リラックスできるか❗
手術台に上がった。狭い。硬い。
あわただしく身体中に色々付けられてゆく。人生初の全身麻酔。意識なくなるが怖い。一瞬で意識がなくなった。

トントンと肩を叩かれ目が覚めた瞬間に、おえーとえずく。気管に何か器具が入っている。すぐにぬいた。
ここはどこ、あー終わったんか。あー腰が痛い❗起き上がって腰を伸ばした❗傷口より本当に腰が痛いー❗

また手術台の上らしい。先生が「無事に終わりましたよ。ただ、骨盤の辺の神経をいらっているので性機能障害が起こるかもしれません」。おいおいそんなの手術前に言ってよー❗性機能障害の意味がわからない。まあ後で詳しく聞いてみよう。

ベットに移され、病室に戻ると奥さんが涙ぐんで約束のVサインを交わした。みんなにまた会えた。やっと終わった❗ただ腰が痛い❗

難しい手術でないので四時間で終わった。

手術後三日間は痛かった。10日で退院した。

性機能障害についてググってみた。
一つは排尿障害。これは大丈夫だった。
後はインポテンツ。これも大丈夫だった。
ただ射精しない❗膀胱に逆流するらしい。ということは子供はつくれない。
まあこの年で子供はいらないか(笑)。
やっぱり障害はでた。仕方ない。

続く