
これは木地山系こけしの中でも川連の高橋雄司さんのこけしをモディファイしたものと思われます。同封の木地山こけしの説明文「胴はどっしりと太く縦じまの着物で前垂れを漬けた模様が描かれる。作り付けが基本」とありますが、これは木地山、小安、川連のそれぞれのこけしの特徴を混ぜたような説明です。「太くどっしり&前垂れ付」は小椋久太郎一族のこけしです。高橋さんのこけしは、細く、着物姿です。
これはストラップ用で、頭部をだいぶ大きくしていますので、実際のとバランスは異なりますが、高橋さんのこけしの特徴をかなり上手に押さえられた『秀作』であると思います。

ありがとうございました!!