2011年から2012年にかけてです、ことの発端は一本のメールから...
友人のKさんから「今度フォレスタのコンサートが大垣であるんですけど、宜しかったらご一緒しませんか」という内容のメールを、夜中の3時に拝受いたしました
私もフォレスタのコンサートに行けば、Kさんの様に規則正しい生活習慣が身に付くのではないかと思い、お供することにしました
遠征メンバーはKさん、Hさん、Oさんと私の4人です
当日は東京駅に集合です。各自お弁当を買って新幹線に乗りこみ、先ずは私が持参した文旦から頂くことに
柑橘類の王様“文旦”新幹線の座席で大型フルーツ類を食べる光景はちょっと珍しいかもネ
でも、この文旦振る舞いが功を奏した感じですみな口々に美味しいを連発その後の私はハーレム状態に
Oさんからお弁当の唐揚げをアーン
Kさんから「玉露ちゃん、オトトはどお?」でアーン
Hさんから「お野菜はダメでも、里芋なら食べられるでしょ?」でアーン
これが皆さん、ごく自然な感じなんです、ハイ後は名古屋まで終始わいわいがやがやガールズトーク全開です
名古屋からは在来線で大垣へそこでOさん、予定していた新快速に先発する「区間快速 大垣行き」を案内表示板で、めさどく発見
ホームへ上がって行くと如何にも貸切臨時列車風...乗ってみたい気分。でもスマホの乗換案内に出てない、不気味だ一般の人が乗って良いのかどうか分からないまま発車時刻が迫り●さんの「乗っちゃいましょ」のひと言で飛び乗ることに
初めのうちは「ねえ、コレ静岡の方に向かって走ってない逆じゃないコレ」、「まさか鈍行じゃないでしょうね」(まあ~女性はホントかしましい)などと口々に不安を訴えておりましたが、それも一家の主である私の「区間快速、大垣行きは確認した」の鶴の一声で一件落着
その後は名古屋の乗換えで中断されていた「懐かしのテレビ番組を語る」を再開し、「恐怖のミイラ」が怖かっただの「少年ジェット」のウーヤーターの威力は凄まじかっただの「スーパージャイアント」の、宇津井健の白タイツもっこりは見事だっただのと想いをこもごも語っては時の経つのも忘れました
そのうち観光協会の赤いハッピを着た青年らが絵葉書やら、ティッシュやら配り始め、車内風景をカメラに収めたりで我ら一同「随分サービスがいいねえ」続いて肩から襷を掛けたアイボリーのスーツのミス大垣と、準ミス大垣が乗客一人一人にお饅頭を配りはじめ「いやあ本当にサービスがイイや」。。。
浮かれ気分だった我々がコトの重大さに気が付いたのは、快速とは名ばかりで、後続の当初我々が乗る予定だった新快速に途中であっさり抜かれてしまった時からです。
最初から随分ノンビリと走っているのが気にはなっておりました。そして隣の線路を結構な勢いで追い抜いて行く電車があり、最後尾の行き先表示板に「新快速 大垣」の5文字を見た時はショックでした。ふつう駅で快速の通過待ちをしていてそれに抜かされる事はあっても、スピードの差で抜かされた経験は今までの人生で一度もありませんでした
本来乗る予定だった新快速が見る見る遠ざかっていく
私、「この電車何時に大垣に着きます」
「ええと、11時11分です」
ありぁ~~先着する腹づもりでいたのに、15分以上到着が遅れる...公演は全席自由席なのでこの差は大きい
そして青年の次の一言が、我々を奈落に底に突き落としました「大垣では南口の出口でお待ちしていますそこから舟の発着所まではバスでお送りします」
ガビ~~ン
我々は「大垣舟下りツアー」に組み込まれてしまったのです
一同顔面蒼白大垣にフォレスタのコンサートを聴きに来たのに、舟下りに連れてかれるハメに…。
事情を話せば分かって貰えるだろう。でも員数外の我々がお饅頭を貰って食べてしまった事をどう謝ろうか、、、吐き出す訳にもいかない。Kさんに至っては、お饅頭のおかわりまでされている
一瞬私の脳裏をよぎったのは「食い逃げ」の四文字学生時代に陸上をやっていたのは実はその為でもありましたでも、大勢は「正直に言った方がイイんじゃない」
そして、このとき私にとって大ショックだったのは、さっきまで「乗っちゃいましょ」と意気込んでらした張本人の●さんが、手の平を返したように
「こういう事は、男の人が言うべきよ」
「そうよ」
「そうよ」
..ああ、そうかあ、これで分かった私が女子会で飼われていたのは、こういう時の為だったんだ。。。
ワタクス後にも先にも、この時ほどご婦人に不信感を持ったことはございません。。。
結局、意を決し青年らに一部始終をありていに述べて平謝りし車掌を交えてお饅頭の実費と座席指定料金を支払う事でどうにかその場は収まりました。そして「この電車を見れば分かりそうなものだ」という車掌の皮肉を背にそそくさと電車を後にしました。
水の都おおがき舟下り&水都大垣トレイン「幸せだねえ」
友人のKさんから「今度フォレスタのコンサートが大垣であるんですけど、宜しかったらご一緒しませんか」という内容のメールを、夜中の3時に拝受いたしました
私もフォレスタのコンサートに行けば、Kさんの様に規則正しい生活習慣が身に付くのではないかと思い、お供することにしました
遠征メンバーはKさん、Hさん、Oさんと私の4人です
当日は東京駅に集合です。各自お弁当を買って新幹線に乗りこみ、先ずは私が持参した文旦から頂くことに
柑橘類の王様“文旦”新幹線の座席で大型フルーツ類を食べる光景はちょっと珍しいかもネ
でも、この文旦振る舞いが功を奏した感じですみな口々に美味しいを連発その後の私はハーレム状態に
Oさんからお弁当の唐揚げをアーン
Kさんから「玉露ちゃん、オトトはどお?」でアーン
Hさんから「お野菜はダメでも、里芋なら食べられるでしょ?」でアーン
これが皆さん、ごく自然な感じなんです、ハイ後は名古屋まで終始わいわいがやがやガールズトーク全開です
名古屋からは在来線で大垣へそこでOさん、予定していた新快速に先発する「区間快速 大垣行き」を案内表示板で、めさどく発見
ホームへ上がって行くと如何にも貸切臨時列車風...乗ってみたい気分。でもスマホの乗換案内に出てない、不気味だ一般の人が乗って良いのかどうか分からないまま発車時刻が迫り●さんの「乗っちゃいましょ」のひと言で飛び乗ることに
初めのうちは「ねえ、コレ静岡の方に向かって走ってない逆じゃないコレ」、「まさか鈍行じゃないでしょうね」(まあ~女性はホントかしましい)などと口々に不安を訴えておりましたが、それも一家の主である私の「区間快速、大垣行きは確認した」の鶴の一声で一件落着
その後は名古屋の乗換えで中断されていた「懐かしのテレビ番組を語る」を再開し、「恐怖のミイラ」が怖かっただの「少年ジェット」のウーヤーターの威力は凄まじかっただの「スーパージャイアント」の、宇津井健の白タイツもっこりは見事だっただのと想いをこもごも語っては時の経つのも忘れました
そのうち観光協会の赤いハッピを着た青年らが絵葉書やら、ティッシュやら配り始め、車内風景をカメラに収めたりで我ら一同「随分サービスがいいねえ」続いて肩から襷を掛けたアイボリーのスーツのミス大垣と、準ミス大垣が乗客一人一人にお饅頭を配りはじめ「いやあ本当にサービスがイイや」。。。
浮かれ気分だった我々がコトの重大さに気が付いたのは、快速とは名ばかりで、後続の当初我々が乗る予定だった新快速に途中であっさり抜かれてしまった時からです。
最初から随分ノンビリと走っているのが気にはなっておりました。そして隣の線路を結構な勢いで追い抜いて行く電車があり、最後尾の行き先表示板に「新快速 大垣」の5文字を見た時はショックでした。ふつう駅で快速の通過待ちをしていてそれに抜かされる事はあっても、スピードの差で抜かされた経験は今までの人生で一度もありませんでした
本来乗る予定だった新快速が見る見る遠ざかっていく
私、「この電車何時に大垣に着きます」
「ええと、11時11分です」
ありぁ~~先着する腹づもりでいたのに、15分以上到着が遅れる...公演は全席自由席なのでこの差は大きい
そして青年の次の一言が、我々を奈落に底に突き落としました「大垣では南口の出口でお待ちしていますそこから舟の発着所まではバスでお送りします」
ガビ~~ン
我々は「大垣舟下りツアー」に組み込まれてしまったのです
一同顔面蒼白大垣にフォレスタのコンサートを聴きに来たのに、舟下りに連れてかれるハメに…。
事情を話せば分かって貰えるだろう。でも員数外の我々がお饅頭を貰って食べてしまった事をどう謝ろうか、、、吐き出す訳にもいかない。Kさんに至っては、お饅頭のおかわりまでされている
一瞬私の脳裏をよぎったのは「食い逃げ」の四文字学生時代に陸上をやっていたのは実はその為でもありましたでも、大勢は「正直に言った方がイイんじゃない」
そして、このとき私にとって大ショックだったのは、さっきまで「乗っちゃいましょ」と意気込んでらした張本人の●さんが、手の平を返したように
「こういう事は、男の人が言うべきよ」
「そうよ」
「そうよ」
..ああ、そうかあ、これで分かった私が女子会で飼われていたのは、こういう時の為だったんだ。。。
ワタクス後にも先にも、この時ほどご婦人に不信感を持ったことはございません。。。
結局、意を決し青年らに一部始終をありていに述べて平謝りし車掌を交えてお饅頭の実費と座席指定料金を支払う事でどうにかその場は収まりました。そして「この電車を見れば分かりそうなものだ」という車掌の皮肉を背にそそくさと電車を後にしました。
水の都おおがき舟下り&水都大垣トレイン「幸せだねえ」