「社長がベンツに乗る理由」
中小企業の社長は儲かるとベンツに乗ります。ベンツは羽振りのいいビジネスマンにとってのステータスだし、お金持ちに見られますよね。しかし、彼らがベンツに乗る理由は会計上の理由もあるんです。
ベンツは節税にもってこいなんです。車を会社が購入すると一括で経費計上はできません。減価償却といって、車であれば耐用年数は6年なので6年に渡って経費化していきます。
つまりベンツのような高い車を買った方が1年ごとの経費は大きくなるんです。
また、耐用年数が過ぎれば帳簿上は価値ゼロが耐用年数が過ぎていてもベンツは結構高く引き取ってくれます。
要するに、帳簿上の価値はゼロなのに、実際の価値はあるということなので、いざという時に売り払えば財産になるんですね。
このように、ベンツは社会的なステータスであるとともに、節税にもなり、いざという時の財産にもなるんです。