2005年03月02日(水)

乳房  ☆☆☆☆

テーマ:作品名 た行
作家には2種類ある。

プライベートを作品に反映させる、
または無意識にも反映してしまうタイプと
決してプライベートを明かさないタイプ。


(ブログも同じだね^^)
伊集院静は前者。
つまり私小説作家とまではいかないが、それに近いものがある。

彼のキーワードは
野球、ギャンブル、酒、在日韓国人、山口県人、家族である。
結婚は3回。二人目の妻は夏目雅子。3人目は篠ひろ子。
祇園の売れっ子芸者とも浮名を流した時期もあったことを思い合わせると
かなりの面食いで女好きである(^^;)。

そんな伊集院さんの魅力は、やっぱり男の色気。

酒好き、ギャンブル狂、どうしようもない男なんだけど、
なぜか放ってはおけない。
野球好きなのも手伝って、きっと女性の母性本能をくすぐるのだろう。
だって野球=少年の夢っていうイメージだろが(勝手に!)

それが作家なんだから、堪ったもんじゃない。
周りの女性はイチコロである。
そして、けっこう男性もイチコロである。
それは作品全体に流れる、どこか醒めた清潔感なのかもしれない。

「乳房」は亡き妻、夏目雅子との闘病生活の断片を描いた作品である。

彼は「泣かせ屋」だと思う。
女を口説くように、読者の泣かせ処を知っている。
それは計算なのか無意識なのか。。。

無意識であって欲しいな。

わかっていても騙されたいのが女なのだ。
わかっていても泣かされたいの。(よよよ...)

著者: 伊集院 静
タイトル: 乳房

コメント

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1 ■他人に興味がないのに

他人のことが書けるわけないよね。
全部自分の視点なんだろうな・・・
ギャンブラー・・・
わかるようなわからないような。

プライバシーを知られたくない人?
気が小さいのでせう。
ほんとか?

勉強になります。
考えよう。

2 ■夏目雅子

伊集院静は「オール読物」を愛読していた時期によく読みました。この本も読んだと思います。わたしは、どうしても夏目雅子をこの人から思い出してしまいますね。

3 ■プライベートを反映

森よう子なんかそうなのかな。
一時期はまってる時があったけど
出てくる男と女ってみんな同じようなんだったなあ。

4 ■ありがとうございます

コメントありがとうございました。
ご質問などお気軽にいただければ幸いです。

5 ■そうなんだ・・

3人目は篠ひろ子なの?

実は、彼の本は、読んだ事ないんです。読んでみたくなりました。

6 ■コメントありがとうございました^^

>しらいしさん
う~む。相変わらず、意味深長なお言葉(笑)、ありがとうございます!

>morinさん
そうそう!
伊集院静と夏目雅子はワンセットのイメージが強いですね。

sayaさん、
森瑶子さん、私も嵌まりました~!彼女の場合もプライベートが見え隠れしていましたね。

bhyconさん、
お越しいただき、嬉しいです。

Mikaさん、
篠ひろ子さんって、好きな女優さんでしたが、結婚後はあまりTV出演しないので残念です。伊集院の奴め、戸棚に仕舞いこんでるな(笑)。


7 ■森瑤子

ご主人がイギリス人で、小説によく出て来るのが猫科の男。汚れた爪。エキセントリックな女。ファンタジーなのかもね。

8 ■うんうん。

森瑶子は周囲の人間との葛藤が多かったし、非常に欲求不満だった印象がある(^^;)。
いい作品もあるのに、流行作家の濫作で命まで削ってしまった。。。残念です。

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