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学生時代からの常備本のひとつ。(笑)
ストーリーを忘れた頃にまた読みたくなります。

今回は特に、ストーリー自体にまったく記憶がなく初めて読んだような感じで楽しめました(汗)。
これって恐ろしくもある。(記憶がまったく無い!)

さて、サガンの作品は異国の香りがするのと、現実離れしたお洒落なストーリーがミーハーには嬉しい。
主人公は必ず、若い、美貌、金持ちのどれかでなくてはならず、性格や人柄の良さは問題外。

いかにもフランス人っぽいスノッブさでちょっとムカつきながらもサガンの独特の文体に惹きこまれます。

慌しい日常生活にちょっと疲れた時、コーヒーブレイク気分で軽く読めます。


☆☆☆
著者: フランソワーズ サガン, 朝吹 登水子, Francoise Sagan
タイトル: 赤いワインに涙が…―短編集
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