2011年3月11日を境に自分の生き方を変えた人が何人もいる。
福島県の児童養護施設の子どもの健康を考える会の代表である澤田和美さんもその一人だ。
武蔵野大学看護学部の教授の職を擲って、福島県の児童養護施設の子どもたちの健康を支えるための活動に邁進されている。
大学で看護師を指導・教育する立場からの見事な転身である。
当初は児童養護施設の職員になろうとされていたが、それでは活動の範囲が制限されてしまうということで、NPO法人の共同代表兼事務局長として精力的に活動を展開されているようだ。
昨日、ニュースレターの第8号が届いていた。
克明に会の活動状況が記されている。
実に地道な活動である。
児童養護施設の子どもたちに特化しているのだから、世間の耳目を引くことは殆どない仕事だろうと推測している。
しかし、尊い仕事である。
私には、到底できない仕事を黙々と続けておられる方が世間には多いということを改めて知った。
私は、鴇田くに奨学基金ビヨンドXプロジェクトの活動を通じて澤田さんの活動を知ったのだが、ビヨンドXプロジェクトのお蔭で世間が少しだけ広くなったことは間違いない。
みんな、それぞれの持ち場でそれぞれに頑張っている。
いいことである。
ガンバレ、ガンバレ、ガンバレ。
みんな、元気出せ。
皆さんにエールを送りたい。