東北被災地視察レポート「エルファロ」オープニング式典に参加いたしました。 千葉 | 早川忠孝の一念発起・日々新たなり 通称「早川学校」

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弁護士・元衆議院議員としてあらゆる社会事象について思いの丈を披歴しております。若い方々の羅針盤の一つにでもなればいいと思っておりましたが、もう一歩踏み出すことにしました。新しい世界を作るために、若い人たちとの競争に参加します。猪突猛進、暴走ゴメン。


2012年12月27日 エルファロオープニング式典に参加させて頂きました。





エルファロは宮城牡鹿郡女川町にオープンしたトレーラーハウス宿泊村です。

震災以前より宿泊施設を営んでいた方々が、共同で経営し、1年と9ヶ月をかけて

トレーラーハウスを設置し、宿泊施設としてオープンいたしました。

建築制限が多い被災地でも設置しやすいことからトレーラーハウスが採用されたとの事です。



まず最初に車で到着して驚いたのが、トレーラーハウスのカラフルさです。

24棟のトレーラーハウスが色彩豊かに彩られておりました。





車を広々とした駐車場に置き、宿泊施設に歩み始めると、トレーラーハウスに囲まれた中心部には開村式が行われる特設テントが設置されておりました。







既に地上波のテレビ局が多数詰めかけており、女川町長、町議会の方々、商工会長、等関係者の方々が多数ご来場されておりました。











佐々木里子理事長の挨拶が始まると、佐々木理事長は1年9ヶ月の道のりを思い浮かべ、涙を流し、言葉に詰まっておりました。しかし、その状況が逆に私達に多くの事を語っていたかのように思います。このトレーラーハウス宿泊施設を開村するまで、並大抵の苦労ではなかった事でしょう。様々な苦労や、開村までの道のりを様々思い浮かべたに違いありません。感動的なスピーチでした。



開村式が終わり、レセプションパーティーの準備までの時間、私達はチェックインをさせて頂く事になりました。トレーラーハウスの中身はどうなっているのか?非常に楽しみでした。



こちらは、エルファロのフロントです。素敵なフロントですね。













木で作られたエルファロのマークが素敵です。



チェックインを済ませ、テレビの取材を受ける早川代表です。





これが私達が泊まったトレーラーハウスです。素敵な入り口ですね。







トレーラーハウスの中は普通のホテルのサイズとかわりません。



天井が高いです。中は大変暖かく。大人が二人入っても広々としていた空間でした。

都内のシティーホテルより広い印象を受けます。





ベッドに座る早川代表です。





16時からオープニングパーティーが開催されました。

エルファロのプロモーションビデオが流されました。





早川代表が祝辞を述べられました。







安西事務局長が祝辞を述べられました。







食事も創作スペイン料理を満喫させて頂きました。

大変美味しかったです。



朝のパルケの様子です。





暖かい日には、この場所で食事をするのも気持ちよさそうです。





朝食はこちらのレストラントレーラーハウスの中で頂きました。





最後に

ビヨンドXプロジェクトメンバーと佐々木里子さんとの記念撮影です。



今回、エルファロの開村式に参加させて頂き、一番感じた事は、

女川町の行政と共同経営の方々との歩みが、一緒になれたからこそ、

今回、このような事が実現できたのだと思います。



宿泊施設が「トレーラーハウス」に決定するまで様々な紆余曲折があったそうです。



行政・民間・メーカー、の3者が3人4脚になったからこそ実現する事ができたのではないでしょうか?



皆さんの笑顔が本当に印象的でした。



「人が泊まれる場所を作り、町に人と活気を取り戻す。その為の灯火になろう。」



恐らく、そういう思いで「エルファロ」と名付けられたのではないのでしょうか?

エルファロとはスペイン語で「灯台」という意味なのだそうです。



正に、女川町で灯を灯す、トレーラーハウスエルファロは夜の町で、

一際輝いていました。



「人が集まれば、笑顔が集まる。笑顔が集まれば活気が集まる。」



復興していく中でとても大切な事のような気がします。



「人が泊まれる場所をまず最初に作ろう。」



本当に素晴らしい着眼点です。



必ずや、女川の復興は成功する!私は心からそう思えてなりません。



宿泊させて頂き、ありがとうございました。



千葉伸吾











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