いくら何でもこれはない。
建物の修繕をしろ、という類の問題ではない。
何故、ここを活用しないの?活用できないの?、という疑問である。
付近には国土交通省の宿舎もあったが、どうもこの地域一帯が本格的復興事業の対象から外されている印象だった。
日の当たるところの雪は綺麗に溶けているが、建物の日陰になったところは相変わらず雪道。
日の当たるところと日の当たらないところの対照がくっきりとついている。
建物の日陰の雪道は半分凍っていて滑りやすい。
おお、誰も除雪しないのだ。
除雪するような人通りになっていないんだ。
そんな感想を持った。
これでは街に賑わいが戻ってこないのは当然。
お店が閉まったままのところがあちこちにあった。
復興の方針がまだ本格的に決まっていないのかも知れない。
災害時の避難所として指定されていた公園も壊れた遊具が散乱しているまま。
もう9ヶ月になるのだが。